【妖怪ウォッチ4++】転生した妖怪議長。第2章

思い出せない ページ13

ー理夜の夢の中にてー
ー理夜視点ー

ここは・・・。

夢の中？

すると私の前に見覚えのある姿が見えた。

？『ぬらり・・・』

理夜「貴方は……っ！」

たぶんキュウビが言ってた人だよね！？

えっと確か名前は・・・。

あれ？

誰だっけ？

姿も霧がかってて、よく見えない。

聞いた事ある筈・・・。

それに、知ってる筈なのに・・・。

思い出せない。

？『ぬらり・・・。俺の事が思い出せないのか』

理夜「(思い出さないと……っ！大事な存在だったのは確かだから……っ！)」

？『無理に思い出さなくて良い。

お前が俺を思い出せなくなってるのは・・・。

空亡の術が関係しているんだ』

空亡のせいで思い出せないの？

なんで空亡はそんな術を使ったの？

この人がそれだけ邪魔だったの？

？『ぬらり・・・。いずれきっと、また会える。その時を・・・俺は楽しみにしているからな』

するとその人は霧の奥へと歩き始めた。

理夜「待って！行かないで！」

そう叫んでも、だんだんとその人は奥へと歩いていく。

理夜「お願いだから！待っ……て……」

そこで私の意識は途切れた。

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