見えてきたのは ページ36
ウヨンは、簡単に言うけど向こうでこんな風に歩いたり出来る訳ない
見つかって、大騒ぎになるのは分かり切った事
周りの目を気にしながら、リラックスできるなんて思えないし・・
「周り。見つかったら、大変な事になる。ここみたいに、誰も居ないならいいけど・・って、ここほんとに誰も居ないよ？」
ウヨン「そう言えば、そうだね。誰にも会わない」
こんなに広いのに、入り口のバラの庭のアーチを抜けてから、誰にも会ってない
見渡す限り見える芝の広場にも・・
誰もいない
見渡す限り人が見えない
人の目を気にしないで良いなんて・・最高！
ウヨンを独り占めできた感じ・・
もしかしたら、もう二度とないかもしれない貴重な時間に、ウキウキしてしまう
「ねぇ、オッパ？誰もいなくて良かったね？こんな広い場所、独占してるみたい」
ウヨン「あ、うん・・だね」
そう言いながらも、ウヨンは何か気にしてるみたい
人がいない事が、却っておかしいって思ってるの？
それとも、この先にある何かが関係あるの？
ウヨンが、行き先を教えてくれなかった位だから、嫌でも先にある何かに期待してしまう
期待の方が強くて、歩くペースが速くなる
芝の広場の向こうに見え始めたその場所
白、ピンクの花が咲き誇る、一面のコスモス畑
「わぁ・・きれい」
緑の芝から、一気に色を変えたその場所は、優しくそよぐ風に揺られ花の波みたい
早く近くで見たくて、走り出した
そんな私を追いかけてきて、ウヨンは優しく手を繋いでくれる
ウヨン「どう？気に入った？」
「・・キレイ」
ウヨン「Aの好きな、紫陽花じゃないけど」
「ううん、コスモスも好き。でも、こんな沢山のコスモス初めて見た。オッパ、この場所知ってたの？」
ウヨン「知ってた・・って、言いたい所だけど、クンヒョンから教えて貰った。花が咲く場所に、Aを連れて行きたいからって、相談したんだ」
「ありがと、私の為に・・嬉しい・・」
ウヨン「喜んで貰えて嬉しいよ」
私達は、手を繋ぎ一面に広がるコスモス畑をゆっくり並んで歩く
ウヨンと2人だけの時間を、風に揺れるコスモスだけが見つめてる
「ねぇ、オッパ向こうにある建物何かな？」
ウヨン「行ってみよう」
コスモスの向こうにある、白い建物を見つけて今度はそれに向かって歩いて行く私達・・
それにしても、見渡す限りのコスモス畑
圧巻・・
まさか、こんなのどかな場所でサプライズが待っていたなんて・・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 202人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヒイナ(プロフ) - minaさん» コメントありがとうございます。妄想全開で、大好きなウヨンとの恋愛を書いたんです。拙い話なのに感動したと褒めて頂いて・・嬉しいです！2人の絡み、これも欲望と妄想全開でしたね( ´艸｀) (2018年2月26日 18時) (
レス) id: bd6c8c478b (このIDを非表示/違反報告)
mina(プロフ) - こんばんわ。長編ありがとうございました。芸能人とのお付き合いってこんな風になるんだろうなって思いました。でも、ぴえむだからこそ現実も皆が大切に想ってくれそうですね。ドキドキしたり一緒に泣いたり…感動しました。ありがとうございます！２人の絡み…濃厚で… (2018年2月25日 19時) (レス) id: 47b848d737 (このIDを非表示/違反報告)
ヒイナ(プロフ) - コメントありがとうございますm(_ _)m迷走しながら、何とか書いた話でしたが、感動して貰え…私も感動です(≧Д≦) 性懲りもなく、今度はチャンソンの話を書いているので、時間がある時のぞいて見てください(☆｡☆) (2015年4月28日 10時) (レス) id: 5675425ce3 (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - 感動!!やっと幸せになれてよかったです。ウヨンが好きなんですが、話を読んでほかのメンバーも好きになりました。また、違うお話ぜひ読みたいです。ひとまずお疲れ様でした (2015年4月28日 5時) (レス) id: b1e9b99a93 (このIDを非表示/違反報告)
woomo(プロフ) - ゆまさん» ですね〜。主人公は、読んでいただいてる皆さんなので自己投影出来るような作品を書ければと・・・。その前に、構想をきちんとしろよ！！って、突っ込まれない様によく考えてから書き出さないと・・・。また、書き始めたら覗いて貰えると嬉しいです<(_ _)> (2015年2月8日 14時) (レス) id: 9effbf5732 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ヒイナ
| 作成日時：2014年12月14日 2時
