香り ページ4
何も着てないまま、ウヨンに手を引かれシャワーに向かう
離れないでって、言うけど・・・
迷いなく歩くウヨン
あれ？場所分かってる？
｢オッパ、ここ何回か来た事あるの？｣
ウヨン｢ううん、初めてだよ？どうして？｣
振り返り、不思議そうに私を見る
｢ん・・場所分かってるみたいだから｣
ウヨン｢あぁ、さっきシャワー使ったから｣
｢え？いつ？｣
ウヨン｢Aが、くったりして起きなかった時に使ったよ｣
｢朝？｣
ウヨン｢ううん。来て直ぐ｣
「来て直ぐ？」
ウヨン「うん。Aがイッた後。仕事の後浴びてなかったし」
・・あぁ
キスの後、弱い耳と鎖骨を舐められた後か・・
って言うか、思い返してる場合じゃないよ
ウヨンがシャワー浴びたのに、私・・
「私、シャワー浴びてない・・」
ウヨン「別にAは、浴びなくても良いでしょ。俺は、タッチ会だったから」
「でも、でも・・」
ウヨン「A？」
「・・や・だぁ」
ウヨン「・・」
恥ずかしくて、立ち止まり手で顔を隠した
動こうとしない私に、ウヨンが困ってる
こんな事して、困らせてるって分かるけど、動けない
ウヨン「A・・」
優しい声で名前を呼ばれても・・ダメ
気持ちが立て直せない
そんな私の気持ちを、分かってくれたウヨンは何も言わずに抱きしめててくれる
ダイレクトに伝わるウヨンの体温と、心臓の音
ドク・・ドク・・ドク・・・
力強く、響く拍動・・
そのリズムが、グラグラな心に少しづつ安定を運んできた・・
顔を隠していた手をウヨンの背中に回し、胸に耳を当てて心臓の音に集中する
私の気持ちが落ち着いてきた事を感じたウヨンは、抱きしめながら髪に顔を埋める
ウヨン「・・俺、Aの香り好きだよ」
すぅ〜っと、静かに息を吸い込む音の後、そう囁かれた
な
「私の・・香り？」
ウヨン「そう・・Aだけの香り」
「私だけ？」
ウヨン「よく、Aも俺の香りが好きだって言うでしょ？それと同じ。寝る時、何もつけてないのに、Aは俺の香りがするって・・」
「うん・・オッパの香りするもん」
ウヨン「俺には分からないけど・・」
くすくすと笑いながら、ウヨンは続ける
ウヨン「ねぇ、話変わるけどさ仕事から帰って来て、シャワーも浴びない俺に抱かれるのAは嫌？」
「・・嫌じゃなぃ」
ウヨン「俺も同じ。シャワー浴びたとか、浴びてないとかそんなの関係無い位、俺はAを抱きたいんだから」
香りに引き寄せられる ウヨンSide→←おはようのキス ウヨンSide
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ヒイナ(プロフ) - minaさん» コメントありがとうございます。妄想全開で、大好きなウヨンとの恋愛を書いたんです。拙い話なのに感動したと褒めて頂いて・・嬉しいです！2人の絡み、これも欲望と妄想全開でしたね( ´艸｀) (2018年2月26日 18時) (
レス) id: bd6c8c478b (このIDを非表示/違反報告)
mina(プロフ) - こんばんわ。長編ありがとうございました。芸能人とのお付き合いってこんな風になるんだろうなって思いました。でも、ぴえむだからこそ現実も皆が大切に想ってくれそうですね。ドキドキしたり一緒に泣いたり…感動しました。ありがとうございます！２人の絡み…濃厚で… (2018年2月25日 19時) (レス) id: 47b848d737 (このIDを非表示/違反報告)
ヒイナ(プロフ) - コメントありがとうございますm(_ _)m迷走しながら、何とか書いた話でしたが、感動して貰え…私も感動です(≧Д≦) 性懲りもなく、今度はチャンソンの話を書いているので、時間がある時のぞいて見てください(☆｡☆) (2015年4月28日 10時) (レス) id: 5675425ce3 (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - 感動!!やっと幸せになれてよかったです。ウヨンが好きなんですが、話を読んでほかのメンバーも好きになりました。また、違うお話ぜひ読みたいです。ひとまずお疲れ様でした (2015年4月28日 5時) (レス) id: b1e9b99a93 (このIDを非表示/違反報告)
woomo(プロフ) - ゆまさん» ですね〜。主人公は、読んでいただいてる皆さんなので自己投影出来るような作品を書ければと・・・。その前に、構想をきちんとしろよ！！って、突っ込まれない様によく考えてから書き出さないと・・・。また、書き始めたら覗いて貰えると嬉しいです<(_ _)> (2015年2月8日 14時) (レス) id: 9effbf5732 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒイナ
| 作成日時：2014年12月14日 2時
