息子の彼女 ウヨン母Side ページ8
遅くに急に電話をかけて来て・・
ウヨン「あ、オンマ遅くにゴメン」
「どうしたの？何かあった？」
ウヨン「あったと言うか・・」
「あったんでしょ？」
言い出しづらい事？
何だろ？
地道に努力する子だから、親に何か言うなんてよっぽどの事だと分かる
ウヨン「あのさ、急なんだけど今日帰るよ」
「仕事は？」
ウヨン「今日、オフなんだ。それで」
母「・・」
珍しい・・
オフだからって、帰って来るなんて
忙しいって、なかなか帰ってこないのに
何を話すのか、待ってたら
ウヨン「一緒に暮らしてる彼女も、連れてくから」
・・えっ！
そう言えば、一緒に暮らし始めたって言ってたけど・・
その子を連れて来るの？
暮らし始めてから、会わせて！って言っても、絶対ダメって言ってたくせに・・
どうして急に？
もしかして、出来たとか？
そうだったら、私・・おばあちゃん？
・・でも、声のトーンがいつもと変わりない
何かあると、声でわかる子だから・・
でも、どっちにしても連れて来るって事は本気な事が分かる
「本気って事ね？」
そう聞いたら、躊躇うことなく
ウヨン「うん。だから、連れてく。でも、彼女には帰る事は言わないで連れてく」
「秘密なの？」
ウヨン「うん。言ったらパニックになりそうだし」
「えぇ〜、緊張で？」
ウヨン「でしょ。普通、相手の家に行くって緊張するだろ？」
「それもそうね。気をつけて帰ってきなさい」
ウヨン「うん。じゃ」
「Aちゃんに会うの楽しみにしてるわ」
電話を切ってから、ウヨンが連れてくるAちゃんがどんな子なのか想像してみる
聞いても、なかなか教えてくれない子だから情報が殆どないけど・・
先入観を持たなくて丁度いいのかも・・
私は、少しドキドキ、そしてわくわくしながら眠りについた
ウヨンが帰って来る日
「まだかしら？」
そわそわしながら、2人が帰って来るのを待つ
ウヨン「ただいま。オンマ〜」
「おかえり。Aちゃん、いらっしゃい」
A「は・・初め・・まして。Aです」
凛とした子・・
可愛いって感じじゃなく、美人さん
でも、嫌味な印象が無い
「Aちゃん、疲れてない？美味しいお菓子あるから、早く入って」
A「あっ、はい。でも・・私、何も用意してなくて・・」
「いいの！気にしないで良いから」
近い将来、可愛い娘が出来そうって、直感したわ！
このまま、上手くいって欲しいわ
意気投合した２人 ウヨンSide→←少し複雑 ウヨンSide
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 130人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
woomo(プロフ) - りぃさん» 初めまして。自分より大事な存在ってなかなか出会えませんけど、主人公にとってウヨンがそれなんです。だから、自分よりウヨンを中心に回る世界・・・。私の勝手な妄想ですが、読んで頂いてる方が少しでも自分を主人公に自分を投影して読んで貰えたら嬉しいです。 (2014年10月21日 20時) (
レス) id: 9effbf5732 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - 初めまして、onlygirlからずっと読んでました(o>ω<o)ウヨたんへの主人公さんの愛が凄いって思ってます。更新楽しみにしてます (2014年10月21日 19時) (レス) id: 14df34276a (このIDを非表示/違反報告)
woomo(プロフ) - ゆまさん» only girlから読んでいただけてるなんて、凄く嬉しいです。しかも、他の沢山あるお話の中で私のが初めてなんて・・・。感動的・・・。これからも、ゆまさんに楽しんでもらえるようお話描いていきます。励みになるコメントありがとうございました。 (2014年10月4日 3時) (レス) id: 9effbf5732 (このIDを非表示/違反報告)
woomo(プロフ) - あいみさん» コメントありがとうございます。面白いと言って貰えるよう、続きも頑張ります。 (2014年10月4日 3時) (レス) id: 9effbf5732 (このIDを非表示/違反報告)
ゆま - 占ツクで初めて読んだ小説がonly girlでした。それを読ましてもらっているうちにお話の中に引き込まれてしまって切ないシーンでは涙が止まりませんでした。これからも楽しみに待ってます。無理をせずにヒイナさんのペースでがんばってください。 (2014年10月1日 22時) (レス) id: c28b4c0d91 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ヒイナ
| 作成日時：2014年9月30日 13時
