余裕無しの、情緒不安定 ウヨンSide ページ27
イベントに向かう車の中で、盛大な溜息をついた
モヤモヤした気持ちのままじゃ、イベント無理
後ろのチャンソンに、この気持ちを表す言葉を聞いてみる
「ねぇ、こうしておけば良かったって、後悔する事を日本のこわざ？だっけ、それだと何て言うの？」
チャンソン「ん〜？こわざ・・あっ、ことわざね。後悔することわざかぁ・・」
俺の質問に悩むチャンソン
さすがのチャンソンでも、分からない？
ジュノ「何か、後悔したのか？」
「ん〜って言うか、現在進行形でしてる・・」
チャンソン「わかった！後悔先に立たず！」
「今、そんな気分・・」
チャンソン「何、後悔してるの？」
「Aの事」
ジュノ「はぁぁ？またかよ」
「またって・・」
ジュノ「だろーが、ウヨンの悩みはこの所ず―――――っとAだ」
「・・そうかも」
ジュノ「だろ？」
チャンソン「ジュノ・・追い打ちかける様な事」
俺達がわちゃわちゃ話してる所に、テクヒョンが一言
テク「悩んでるなら、直接話して解決すればいいだろうが」
クン「だね。直接話すのが１番だって分かってるでしょ？」
兄達の、さすがの一言
「うん・・」
そうだった・・
ちゃんと話そうって、いつもAと約束してるのに、俺の悪い癖
いつも1人で悶々と考えてしまう
でもって、悪い方に考えて、自滅する
俺は、携帯の画面をタップしてAに電話をかける
直ぐに耳元でAの声がする
「A、大丈夫？」
A『どうしたの？大丈夫だよ』
いつも通りだ
「それなら良いんだけど。あ、ジニョンに代ってくれる？」
A『あ、うん。あのね、オッパが代ってって』
Aから、ジニョンに電話が渡って
Jr『ヒョン、お疲れ様です。Aヌナと今イベント会場に向かってます』
少し、ムッ
Aヌナって・・
「あぁ、悪いな。会場着いたら連絡して」
Jr『わかりました。ヒョン・・』
「ん、何？」
Jr『何でもないです』
「じゃ、Aに代って」
ジニョンが何か言おうとしたけれど、今の俺には聞く余裕なんてない
「A、ちゃんと俺の所に来てね」
A『どうしたの？』
「来て」
来てとだけ繰り返す俺
電話の向こうできっと戸惑ってるA
だけど・・
「うん」
その一言が今の俺がどれだけ欲しくて、安心できる一言かAには分からないでしょ？
俺、情緒不安定
また、ジュノにAの事で悩んでばっかりだ！って言われるけど、本当だから仕方ない
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woomo(プロフ) - りぃさん» 初めまして。自分より大事な存在ってなかなか出会えませんけど、主人公にとってウヨンがそれなんです。だから、自分よりウヨンを中心に回る世界・・・。私の勝手な妄想ですが、読んで頂いてる方が少しでも自分を主人公に自分を投影して読んで貰えたら嬉しいです。 (2014年10月21日 20時) (
レス) id: 9effbf5732 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - 初めまして、onlygirlからずっと読んでました(o>ω<o)ウヨたんへの主人公さんの愛が凄いって思ってます。更新楽しみにしてます (2014年10月21日 19時) (レス) id: 14df34276a (このIDを非表示/違反報告)
woomo(プロフ) - ゆまさん» only girlから読んでいただけてるなんて、凄く嬉しいです。しかも、他の沢山あるお話の中で私のが初めてなんて・・・。感動的・・・。これからも、ゆまさんに楽しんでもらえるようお話描いていきます。励みになるコメントありがとうございました。 (2014年10月4日 3時) (レス) id: 9effbf5732 (このIDを非表示/違反報告)
woomo(プロフ) - あいみさん» コメントありがとうございます。面白いと言って貰えるよう、続きも頑張ります。 (2014年10月4日 3時) (レス) id: 9effbf5732 (このIDを非表示/違反報告)
ゆま - 占ツクで初めて読んだ小説がonly girlでした。それを読ましてもらっているうちにお話の中に引き込まれてしまって切ないシーンでは涙が止まりませんでした。これからも楽しみに待ってます。無理をせずにヒイナさんのペースでがんばってください。 (2014年10月1日 22時) (レス) id: c28b4c0d91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒイナ
| 作成日時：2014年9月30日 13時
