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___3-6 ページ32

敬浩side





「臣、昼飯は?」




臣「まだだけど…」





「そ!じゃあ食べに行こ?」





臣「しょうがねぇなぁ」





「素直じゃないねぇ笑

壱馬君、ご飯食べに行こう?」






臣「言っとくけど、そいつ

箸まだ上手く使えねぇぞ」





「そうなの?笑大丈夫だよ

よしっ、壱馬君行こう?」





手をそっと出すと、じっと見つめてくる




「怖いよね?人はすぐ裏切るし

嘘つきだもんね。俺も壱馬君と一緒

嘘嫌いだし、嘘つく人も嫌い

だから、俺も壱馬君には嘘つかない」







壱「…スッ」





壱馬君は、遠慮気味に俺の手を握ってきた






「本当に可愛いなぁ笑

よし、美味しいの食べに行こう!」






俺の運転で、壱馬君と臣を

後ろに乗せて、焼き肉に来た

もちろん、個室ね。






「臣、好きなの頼みな」





臣「ん」





「壱馬君は嫌いな物ある?」




壱「…」




俺の隣に座ってる壱馬君は

不思議そうにメニューを見てる


それに比べて、俺の前に座る臣は

偉そうに高い肉ばっか選んでる



まぁ結局

可愛くて甘やかしちゃうんだけど笑







どんどん運び込まれてくる肉


臣はスマホをいじってる






「臣、肉きたよ?」





臣「熱いから嫌だよ」





「はっ、俺にやらせる気かよ!」





臣「当たり前だろ!」





「生意気だな本当にぃ!笑」





「あっ、壱馬君!この肉美味しいからね」





壱「…」






俺が紹介した肉を眺めてるから

お腹空いたんだなぁと思っていたら






手で肉を掴んで、食べようとした






「ちょ、ストップ!!」






臣「ははは笑笑」






「これ一旦置こうか!

これ、生肉だからね?ここで肉を焼いて

食べるんだよ!だから、これはまだダメ

ちょっと待っててね?」






まさかの生肉食べようとしたよこの子


焼き肉知らなかったんだね…






「はいっ、お待たせ!熱いからね!

ふーふーして食べな?」







壱「…?」






「貸して?…ふーふー

はい、あーん!」






壱「…」






「毒入ってないよ?笑美味しいから

食べてみて?ほら、あーん!」






壱「…ッパク」







臣「食った笑」





「どう?美味しい?」






壱「…」






「ふふ笑…いっぱいあるからね!

色々な肉食べな!」





色々な種類の肉を焼いては

壱馬君のお皿に乗せてあげた






口にはしないけど

1番最初の肉を、何度も食べてたから

それが気に入ったんだと思う笑

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(プロフ) - 続き楽しみにしてます。よろしければパスワードも教えて欲しいです。 (2021年11月16日 19時) (レス) id: 6f1e8018ae (このIDを非表示/違反報告)
ゆめか(プロフ) - 続編楽しみすぎます😣✨ (2021年11月16日 19時) (レス) @page49 id: e790979a11 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 続き楽しみにしてます(*^-^*) (2021年11月16日 2時) (レス) @page48 id: 96e86ff224 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 続き楽しみにしてます(*^-^*) (2021年11月8日 2時) (レス) @page46 id: 6c4c5b9362 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 続き楽しみにしてます(*^-^*) (2021年11月7日 3時) (レス) @page45 id: 08aed4bce4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:lolww | 作成日時:2021年4月18日 12時

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