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亜輝side




マネージャーに送って貰って

家には帰らず、1人で湘南に来た



電車は人に聞けば、教えてくれて

迷わずに、着いた




初めて来た海


こんなに大きいんだ…





端っこから、端っこまで

走って、お母さんを探したけど

全然いない…




ここにいるって…言ってたのに、、、





お母さんの顔、写真でちゃんと見たから

絶対にわかるはずなのに…



俺のこと、嫌いだから

会いに来てくれないのかな?





「お母さん…俺、謝りにきた

どこにいるの…?

ちょっとだけ、会いにきてよ…」






砂は走りに難くて、何回も転んだ




「お母さん…グスッ

お願い、、、会いに来てよ」






「お母さん!!お母さーん!!」





?「海の奥へ行けば、会えるかも…」





あっ…海の奥って、、、


あっち??あっちに行けば会えるの?





俺は、ゆっくり水の中に入った





「冷たっ…うぅ、、お母さんグスッ

亜輝だよ…グスン

バッチャン…いたぁい、、、

お母さぁんヒックヒック、、ごめんなさい!

ちゃんと良い子にする…お母さんに

何回もごめんなさいするから

会いに来てよ!一緒にいたいよ…

亜夢にも、お父さんにも謝る!

わがまま言わないし、良い子にするよ!」







どんどん歩き難くなって


急に足がつかなくなった





バシャン




「わっ…!!

バチャバチャバチャ…たす、けて!

ゴホッ…たす、、けバチャバチャバチャ」








?「亜輝!!亜輝!!バチャバチャ」





もう、無理だって思った時…

誰かに抱っこされた







?「亜輝!亜輝!」





「ゴホッゴホッ…おと、さん?」





亜「バカッ!何やってんだ、お前は!」





「…」





亜「あのまま、奥に行ってたら

お前、溺れて死んでたぞ!」






「えっ…」




亜「亜輝、何を隠してる?

もう怒らないから、ちゃんと

ちゃんと、全部言って…?

お父さんに話して?」






「お父さん…

俺は、お母さんがプレゼントした

お父さんの物でしょ?

俺が、お父さんと亜夢から

大切な物を取ったから…

だから、お父さんの前では

楽しんじゃダメだって、思った…

お父さん、お母さんに会いたよね?

俺も、会いたい…グスッ

だから、お母さんに会いに来て

謝って、一緒に帰ろうって思った

お父さんが、俺をいらないって言ったら

ちゃんと出ていこうって思った…

でも、色んなとこ探したのに

お母さんいなかった…」

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名無し92082号(プロフ) - 私が占いツールの中で1番続きが気になる小説です!更新楽しみに待ってます! (2020年4月14日 1時) (レス) id: c2a1a521c1 (このIDを非表示/違反報告)
壱北 - この小説めっちゃ好きです続き気になるので更新頑張ってください (2020年3月7日 12時) (レス) id: 2a4177c8c3 (このIDを非表示/違反報告)
りくいつ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます!あの、1話のところ亜夢が部屋に閉じこもってから、の所亜輝くんではないんですか、?少しおかしいなと思いコメントさせていただきました。でもホントlolwwさんの作品好きなので応援してます! (2020年3月1日 22時) (レス) id: 35f8f98e01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:lolww | 作成日時:2020年2月25日 16時

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