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亜嵐side





朝、病院から電話がかかって来た





『亜輝君が、病院からいなくなりました

そちらに居りませんか?』






もちろん、ここにはいない


どういうこと…!?





とりあえず、病院に向かった





医「白濱さん、お久しぶりです」





「先生…あの時以来ですね…」





あの時とは、亜輝が生まれた時



あの時は、本当に大変だった





亜夢を庇って病院に運ばれたA

母子ともに危険な状態で

どちらかを選ぶしかなかった



俺は、亜夢もいるしAに生きろと

言ったけど、あいつは亜輝を選んだ




だから、あいつが選んだ亜輝だけは

守らなくちゃいけないって


本当は攻めたやりたかったけど

そんな事できなくて、優しい亜夢に

全てをぶつけたんだ。




でも、メンバーのおかげで

Aがもう長くなかった事を知って



だから、俺が寂しくならないように

亜輝を遺してくれたんだと思った








医「そういえば、奥様のこと

亜輝君に伝えてなかったんですね」





「え?」






医「奥様の本当の死因、昨日

亜輝君に伝えましたよ」






「今、何て…?」







医「いや、だから…」






「勝手な事するなよ!

あの子はまだ何も知らないんだ!!

医者が、言って良い事と悪い事が

あるだろ!」








涼「ちょっと亜嵐君!!」






遅れてやってきたメンバーに阻止されて

何とか落ち着いた






涼「つまり、先生のせいで

いなくなったかもしれないって事?」







「多分、そう…自分のせいだと思って

逃げたんだ…」







玲「探そう」






「うん!」








だけど、亜輝はどこを探してもいない


事務所も、スタジオも、公園も学校も…





亜輝を知ってる人に、片っ端から

電話をかけた






プルルルルルプルルルルル





雅『もしもし?』





『あの、そっちに亜輝いませんか?』





雅『え、いるよ?何か早く退院できて

暫く休みだからって泊まってる』






『ふぅ…良かった』






雅『え、知らなかったの?』





『はい…あの、今から行くので

亜輝が逃げないようにお願いします』







雅『りょーかい!』






玲「もしかして、広斗んとこ?」





「うん…嘘ついてるみたい」







玲「広斗にも連絡してみる」






「ありがとう。とりあえず向かおう」






俺は車で、雅樹さん達の家に向かった

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名無し92082号(プロフ) - 私が占いツールの中で1番続きが気になる小説です!更新楽しみに待ってます! (2020年4月14日 1時) (レス) id: c2a1a521c1 (このIDを非表示/違反報告)
壱北 - この小説めっちゃ好きです続き気になるので更新頑張ってください (2020年3月7日 12時) (レス) id: 2a4177c8c3 (このIDを非表示/違反報告)
りくいつ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます!あの、1話のところ亜夢が部屋に閉じこもってから、の所亜輝くんではないんですか、?少しおかしいなと思いコメントさせていただきました。でもホントlolwwさんの作品好きなので応援してます! (2020年3月1日 22時) (レス) id: 35f8f98e01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:lolww | 作成日時:2020年2月25日 16時

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