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玲於side





VIP ルームで待ってると


怒って帰って来た、亜輝







広「亜嵐達と何話してた?」






輝「あいつ、半分より上にも

行けなかったのに、俺のことを

ライバル呼ばわりして来た…

だから、ライバル呼ばわりするなって言った」







「それで?」






輝「俺が勝てたのは、大人と一緒に

踊ったからだって…」







輝「あの人、2人とも頑張ったって…

亜夢が負けたからって、庇ったんだよ!

俺が、今まであいつに負けてきても

庇ったらなんかしなかったのに」








輝「亜夢にさ

ダンスしかできないくせにって

言われたんだよね」








広「亜輝、勉強できることが

良いわけじゃない。別にあいつと同じように

ならなくたって良いんだよ」








輝「俺、もう一生…

あの人の所に戻れない気がする(泣)」







「あぁ、また泣いちゃって…

亜輝、亜夢とちゃんと喧嘩できたんだね

兄弟喧嘩すらした事なかったのに…

普通は、喧嘩しない兄弟いないから!

喧嘩はやり過ぎはダメだけど

良い事だよ!お互いの気持ちも言えて

良い喧嘩したじゃん!な?」








輝「あぁ!!!!(泣)」







広「わかった、わかった

亜輝、ここまだ会場だから

もう、家に帰ろう?おいで」








広斗に抱っこされた、亜輝は

めちゃくちゃ大泣きしていて

車に向かった



でも、俺は途中で足を止めた





「いるんでしょ?亜嵐君」






亜「玲於、ごめん…」






「いつもは、泣くだけなんだけど

あそこまで大声出すのは、久々かな」









亜「そっか…」






「亜夢の教育ちゃんとしとかないと

亜輝と暮らせる日なんて

来ないんじゃない?」







亜「うん…」








「亜輝、あぁやって突っ張ってるけど

多分、亜嵐君にちゃんと

認められたいんじゃない?

何も勝てないから、ダンスだけはって

大好きなダンスを頑張った

なのに、結果が全然違うお兄ちゃんと

同じ褒め方されたら、嬉しくないよ」







「亜嵐君、もしお姉ちゃんと違うチームで

大会に出て、自分は優勝で、お姉ちゃんが

最下位なのに、2人とも頑張ったって

一緒にされたら、嬉しい?

少なくとも、まだ子供の亜輝には

無理だと思うよ、それで喜ぶのは」









亜「そっか…今度、優勝したご褒美に

何か買うか…

リサーチしておいて欲しい」








「わかった、じゃあそろそろ行くね」







亜「うん、ありがとう」

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名無し92082号(プロフ) - 私が占いツールの中で1番続きが気になる小説です!更新楽しみに待ってます! (2020年4月14日 1時) (レス) id: c2a1a521c1 (このIDを非表示/違反報告)
壱北 - この小説めっちゃ好きです続き気になるので更新頑張ってください (2020年3月7日 12時) (レス) id: 2a4177c8c3 (このIDを非表示/違反報告)
りくいつ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます!あの、1話のところ亜夢が部屋に閉じこもってから、の所亜輝くんではないんですか、?少しおかしいなと思いコメントさせていただきました。でもホントlolwwさんの作品好きなので応援してます! (2020年3月1日 22時) (レス) id: 35f8f98e01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:lolww | 作成日時:2020年2月25日 16時

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