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玲於side





「明日、亜輝と会おう

それで、家に戻ってくるか聞いて

戻らないって言うと思うから

そしたら、突き放して?」







亜「わかった」






広「あとは、こっちで何とかする

あいつ、バカだけどバカなりに

宿題も勉強も頑張ってるぞ

行きたがらなかった学校にも

嫌々だけど、ちゃんと行ってる

耐えれば、絶対大丈夫だから

バカな事すんなよ。あいつを傷つけるな」







亜「わかった…広斗君、ありがとう」







広「俺は、あいつの為にしてるだけ」






亜「うん、ありがとう」







「まぁ、雅樹さんとも楽しくやってるし

心配することはないよ」







亜「ありがとう」







次の日、待ち合わせ場所に向かって


亜嵐君と会った




もちろん、偶然を装って。






亜「あ、亜輝」






輝「…」






「偶然だね!笑 亜輝、何か喋れよ」






輝「嫌だ」






亜「あのさ、亜輝…昨日はごめんね?

家に戻ってきて?パパ心配だから」







輝「嫌だ!戻らない!」






亜「…そっか。じゃあ、もう良いよ

もう、戻ってくるな」






輝「ッ…」






亜「悪かったな、止めちゃって。

じゃあね」






さっすが、演技上手いなぁ笑






「亜輝、良かったの?

亜嵐君、行っちゃったよ」






輝「…別に、良い」




とか言いながら、元気ないじゃん笑




「追いかければ?今までずっと

追いかけてくれた、亜嵐君が

あんな事言うって事はさ…

亜嵐君、離れちゃうんじゃないの?」







輝「…いい、って言ってる!」






「あっそ。じゃあ、帰るぞ」






輝「ん…」







「ただいま〜」





広「お帰り」





輝「…」





雅「あれ、亜輝ちゃん

ご機嫌斜めな感じ?」





輝「うっさい!」






わぉ、超キレてるじゃん笑






でも、そんな事言ったら…





広「おい、亜輝

帰ってきた時の挨拶は?」






輝「…」






広「言わないの?」






輝「もう…うるさい!!」





でかい声をあげて

奥の部屋に行こうとする亜輝を

止めたのは、広斗






広「待てよ。挨拶できないなら

家には入れてやらない約束だろ

できないなら、出ていくか?」





輝「…」






広「ほら、言わないなら

自分の家に帰れよ」






輝「…嫌だ!」






広「でも言わない奴は入れないぞ」





輝「ッ…ただいま」






声、ちっさ笑






広「ん、お帰り。お前何かあったの?」





知ってるんだけどね…笑

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名無し92082号(プロフ) - 私が占いツールの中で1番続きが気になる小説です!更新楽しみに待ってます! (2020年4月14日 1時) (レス) id: c2a1a521c1 (このIDを非表示/違反報告)
壱北 - この小説めっちゃ好きです続き気になるので更新頑張ってください (2020年3月7日 12時) (レス) id: 2a4177c8c3 (このIDを非表示/違反報告)
りくいつ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます!あの、1話のところ亜夢が部屋に閉じこもってから、の所亜輝くんではないんですか、?少しおかしいなと思いコメントさせていただきました。でもホントlolwwさんの作品好きなので応援してます! (2020年3月1日 22時) (レス) id: 35f8f98e01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:lolww | 作成日時:2020年2月25日 16時

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