DREAMERS

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壱馬side





樹「まこっちゃん

まこっちゃんは最低だね

自分が困ってる時

壱馬さんに助けて貰ったよね！

何で…何で素直に、壱馬さんに

北人さんの事言わなかったの？」








「何言ってんの？

慎は関係ないだろ」







樹「逃げないでよ！まこっちゃん

壱馬さんが好きなんでしょ？

北人さんも守りたい。

でも、もし守ったら壱馬さんが

北人さんのところに行っちゃうかも

そう、思ってるんでしょ！？

怖いんだよね？

でも、その何倍も何十倍も

北人さんは苦しんでる。

周りには誰もいなくて、1人で」









慎「…ｯ(泣

ごめんなさい…壱、まさん」







「慎？どうしたん？

泣かんで良えよ」







慎「俺が怪我した日…

北人さんと、たまたま

撮影スタジオが一緒で

北人さんの所に行こうと思ったら

スタッフの人達に囲まれて

虐められてた…

それ、見ちゃって…

壱馬さんに相談しようって

言ったんだけど、大丈夫って

手抜いてたから、怒られてただけで

虐められてないって。

壱馬には言わないでって…

俺は大丈夫。1人で大丈夫って、、

ずっと言われてたけど心配で

あの日も言いに行こうって

北人さんを触ったら…

驚いちゃったみたいで

振り払われて…そのまま転んで…

たまたまそこに、壱馬さんが…」






言い切った慎は

座り込んで泣き出した





慎「ごめんなさい…

ごめんなさい…

壱馬さん、ごめんなさい…(泣」







「ごめん、慎。俺が、悪い…

北人の事も、慎の事も

俺が追い詰めた…ごめん」







陣「ランペは16人もいるんだから

何でも壱馬1人が、解決する

必要ないんだよ？

壱馬は頼る事を覚えなさい」








「はい…」







マ「とりあえず、樹

車出すから病院に行こう

壱馬は、慎をちゃんと見て」









慎「ｸﾞｽｯ…ﾋｯｸﾋｯｸ」







「慎、泣かんで良えよ

俺はな？慎の事本当に

好きやねん。慎は？」







慎「す、きです…(泣」






「うん、でしょ？

お互いが好き同士なんだから

付き合ってても問題ないだろ？

だから、慎は安心して

俺についてきて。

俺が絶対に幸せにするから」









慎「でも、北人さん…」








「ちゃんとけじめはつけるから

だから、俺とちゃんと付き合って？」








慎「はい…お願いします」






「でさ、こうなったのも

俺のせいだから、北人が

退院するまでは、俺も

病院に行ってあげたい

それでも良い？」






慎「はい！」

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