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アバズレさんと乙女 ページ30

私達は家に帰宅した


A『ちょっと待ってね、すぐにご飯作るから』


春「ん…」


実は私、ボロアパート暮らしから抜け出しました。

春千夜が関東事変が終わった後に私の家?部屋に来まして…元彼と前住んでた家が跡形もなくなったと聞いて、勿論タダで住まわせてもらうわけにいかないので、家事とかをやる代わりに春千夜の家に居候させていただいてます



春「A、」



A『何?』



春「ソレ、もう必要ねぇだろ?」

そう言って彼が指差したのは私の包帯とマスク



A『ご飯作り終わったら外すよ』

不服そうだったが許してくれた






















A『はい、約束通り外したよ』

おかげで二本線も口元の傷も顕になった


春「やっぱり変わんねぇな…」


傷を優しくなぞられる、少し擽ったいけど



A『そういえば目だけは誰にも見せたことがなかったな……春千夜が初めてだよ。』


春「そーかよ…(優越感ハンパねぇ…」




A『春千夜は彼女とか作らないの?気になる子とかいないの?学校とかで』

いや、野暮な質問をした…春千夜は美形だから作ろうと思えばすぐ作れるだろ、女の子が寄ってこない訳がないじゃんか私のバカ!!←←




春「……」

え…なになに怖い、いきなり無言にならないで?!


A『は、春千夜クン…?』



春「要らねぇよ。まずブスしかいねぇじゃねぇか」

うわぁ…口悪い…



A『さ、さいですか…』




春「それに俺は、もう彼女すっ飛ばして今すぐ嫁にしてぇヤツがいるからな」



A『えぇぇ!!春千夜がそこまで言うなんて絶対いい女だね!!』

どんな子かなぁなんて1人で想像してると



春「嗚呼、いい女だよ…Aは昔から」


……why?



A『え、つまり春千夜は私を嫁にしたいと?』


春「ってワケだな。小4ん時からお前以外見えてねぇよ」


私の周りって一途な子多いよね、逆にそれが困る事もあるンだけどさ?


A『っ…//ちょ、ちょっと今こっち見ないで…////』


こう、ストレートに言われちゃうと心が揺さぶられるワケだよ。
私にも乙女チックな所残ってたんだな…


春「っ…バカ、そういう反応やめろっ//(くっそ可愛いぃぃぃぃぃ!!!)」←←



いや新婚かっての…←←←

アバズレさんとおやすみ→←アバズレさんと後日談


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設定タグ:東リベ , 逆ハー , 初代黒龍   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:藍染紅琳 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2022年7月10日 20時

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