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アバズレさんと後日談 ページ29

これは、関東事変が終わってから三天戦争が始まるまでの間のお話…

















半年後、少年院から出てきた極悪の世代を私は迎えに行った



A『おかえり』


イ「ただいま、A」


前とは雰囲気がみんな違ったけれど、元気そうで良かった




A『春ちゃん、貴方はムーチョを迎えに来たんだろ?』


春「はい。」


A『イザナ、鶴蝶と先に真一郎に挨拶に行っておいで』


イ「分かった。待ってる」

そしてこの場には私と春ちゃんとムーチョだけが残った



A『乗って。』


















A『前とは逆ね』



泰「そうッスね」



春「あ、Aさん…そこ右に曲がってくれません?」



A『えっ?わ、分かった』


この先には特に何もなかったハズだけどな…と思いながらもそこを右に曲がる


その後も春ちゃんの指示に従って車を走らせた。そして春ちゃんがどこに向かわせているのか、ようやく分かった


A『(間違いない、第7埠頭だ)』





















埠頭に着いて車から降りる



泰「…ここって……」


春「第7埠頭、関東事変の決戦の地です」


A『春ちゃん…まさか』


此処でムーチョを始末するつもりだ


A『春ちゃん、ダメ…人殺しはダメ!!』

此処でムーチョを殺したら、サウスが黙ってない


A『ムーチョ、逃げなさい』


泰「なんで…」



春「Aさん、コイツを庇うつもりですか?コイツは東卍の裏切り者だ!!」


泰「そうか、お前はマイキーが絶対的"王"…」


春「嗚呼、テメェが(マイキー)を裏切ったあの日、テメェはもう詰んでんだよ」


泰「っ…」



A『春ちゃんお願い、刀を納めて』


春「Aさんが言うなら、今は生かしといてあげますよ」


すると三途はいつも身につけていたマスクを投げ捨てる


春「次はねぇと思え。行くぞA」

丁寧な話し方を辞め、マスクを外し、私を呼び捨てにした。

つまりそろそろ何かが動きだすという事だ


A『…分かったよ、春千夜(・・・)


私と春千夜はムーチョを置いてその場を去った

アバズレさんと乙女→←アバズレさんと血の繋がり


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設定タグ:東リベ , 逆ハー , 初代黒龍   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:藍染紅琳 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2022年7月10日 20時

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