(元)レディース総長アバズレさん【東京卍リベンジャーズ】 (ページ26)

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アバズレさんと恋敵ページ26

A『…借金残されたのは知ってるよね?
私が付き合ってた人は身なりが良くて、とても優しかった…知っての通り、その人と私は一軒家に住んでいたんだけど、ある日からその人が家に帰ってこなくなった』

A『いつかは帰って来てくれるだろうってずっと思ってた。何年か経って、ある日に家のインターホンがなったの。来る人なんて滅多にいなかったから悪い予感はしてたんだ。案の定、予感は当たった。彼が家を買う時に使った数千万と、遊びに使った数億円、全部借りたものだった。私の貯金の分は返してくれたけど、彼が今まで私に買ってくれたものとか、渡してくれたお金も全部借金した金だったから私はその分の借金を返済する事になった。サイテーだよね。だから私から家を出た。あんな風にボロボロだったのはその所為…』

A『でも、私バカだから…お金の稼ぎ方が思いつかなくて…自分の身体を蔑ろにして金を稼いだ。だからこんなアバズレに成り下がったの、私…』

救いようないでしょ？と自嘲気味に笑った

A『こんなの不幸自慢だね、ごめん…』

けれど、私の身体の方を心配してくれた。キャバだから大丈夫だよ。と言うと安心したようだ

若「A､俺は今武臣の妹…千壽が総長をやってる梵って暴走族(チーム)にいる。裏社会にも手ェ出してるような組織だが金は山ほど入ってくる。…オレはオマエを梵に入れたい。勿論キャバもやめろ」

A『つまり私が梵に入れば貴方たちはそれでいい。んでもって私は残りの借金が返せる。って言いたいわけだな?』

まとめるとそういう事になる

若「入るか入らないかはオマエ次第だけどな」

A『入るよ。』

若「決まりだな」

若「それはそうとお前、俺という存在がいながら随分と周りの男誑かしてるらしいな」

え…?

A『…んっ?』

若「惚けんじゃねェ、真ちゃんから聞いたからな」

あのヤロー…

若「青宗にもイザナにも、真ちゃんだって絶ッ対ェ狙ってる。中でも武臣の弟はガチ勢だろうな。あと灰谷兄弟も。特に弟」

なんだろう、私って弟属性に好かれるのかな…じゃなくて!!別に誑かしてるつもりないんですけど!!!?!寧ろ青宗とイザナ以外は初めて知ったわ!!

ってアレ?!話の流れ一気に変わったんですけどォォォォォォ!?