(元)レディース総長アバズレさん【東京卍リベンジャーズ】 (ページ18)

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アバズレさんとタイムリーパーページ18

花垣side

ヒナと仲直りした後、俺はマイキーくんに連れられてとある場所に来ていた

万「A姉、此奴が例のタケミっち」

花「こんにちは、Aさん」

A『ふふっ…そんなに堅くならなくていいんだぞ?』

Aさんは、12年後と変わらない笑顔を俺に向けた

A『お前が花垣武道か…。万次郎をいつもありがとう』

花「いえっ、寧ろ俺がいつもマイキー君に助けられてばかりで…お礼を言われるほどの活躍してないんですけど」

そういえば、Aさんの近くには例の人はいないんだな…

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12年後

A『そうだ、ガッキー』

花「はい？」

A『…前に話した私の初恋の人、やっぱり気になる？』

花「勿論気になります!!」

A『ん〜…そこまで言うならそうだなぁ…ヒントくらいはあげよっか』

花「ヒント…ですか?」

A『うん。その人は＿＿＿＿＿』

あの時、Aさんはなんて言ったんだっけ

A『だからすぐ分かると思う。その人に会ったら宜しくね。』

あの時のAさんは、とても悲しそうな顔をしていた…

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A『花垣くん?大丈夫?』

話しかけられてハッとする

花「はい、大丈夫です!」

A『そう?あ、そういえば花垣くん、真ちゃんからバブ貰ったんだろ?』

花「真ちゃん?」

A『あ〜、万次郎の兄貴、真一郎のコト』

後から聞くとマイキーくんのお兄さんの佐野真一郎さんとAさんは同じ暴走族(チーム)だったらしい

花「だから仲がいいんですね」

A『まぁね。今でも幹部のヤツらとはつるんでるよ。』

でも最近は全員で集まるって事は無いかな。と気になる発言をしたAさん

花「どうしてですか?」

A『いや〜、こういうの余り子供には言いたくないんだけどね?私こう見えて借金まみれで、風俗で働いて稼いでるアバズレ女だからさ』

そうか、Aさんの借金はこの時から始まっていたんだ。

12年後の世界でのAさんの話と照らし合わせると、Aさんはもう彼氏さんと別れているはず…だとしたらきっと今がチャンスだ

Aさんを、初恋の人と会わせる。きっと真一郎さんなら知っているはずだ。

花「マイキーくん、1つお願いがあります」

そしてその後、俺は再び現代へ戻った

花垣side 終了