(元)レディース総長アバズレさん【東京卍リベンジャーズ】 (ページ15)

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アバズレさんと奢りページ15

そうそう、言い忘れていたが私が貸した傘は双方1本ずつである。つまり2本しかない

その為1本の傘に2人が入ることとなるのだ。

丁度その事で揉めていた。

真「やっぱりベンケイはでかいから普通の傘の方がいいよな」

ベンケイは普通の傘で決定。残りは私、武ちゃん、ワカである

荒「やっぱりAには濡れて欲しくないな…」

A『うぅ…ベンケイは優しいな…』

真「…でも身長的にこうだろ」

真ちゃんは私とワカを折り畳み傘の方に、武ちゃんを普通の傘に入れた

バランスはとても良かったのだ。バランス"は"問題は真ちゃんの発言にある

A『真ちゃん、身長的に…ってどういう意味?』

若「オレらの身長、バカにしてんの?」

真「ワカ、ちょっと…」

真ちゃんはワカに何やら話しているようだった。つぎは私の方に来て話をしてきた

A『ま、まぁそれなら仕方ねぇな』

若「ん…」

真ちゃんは知っていたのだ、2人の弱みを。それをバラすと言われたら嫌でも頷くしかないだろう

真「じゃあ頼んだぞ〜」

二手に分かれて行動する事になった。集合は勿論同じ場所だ

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若「Aが気に入ったの買えよ、値段とか気にしなくていいからな」

A『それは流石に申し訳ない…代わりと言ってはなんだけど今日はワカが私の服見繕ってよ』

若「分かった」

ワカは絶対にセンスがある。私服からセンスが滲み出てて見ていて眩しい

A『可愛い…』

それも私の好みの色やデザインで、ワカに選んでもらって正解だと改めて思う

若「Aは派手なヤツ嫌いそうだと思って…こういうので良かった?」

A『うん！ドンピシャだよ。ありがとう!!』

若「どういたしまして。次は靴買いに行くぞ。2、3足買っとくか…」

A『1足でも有難いです』

若「普段のやつ、出かける時のやつ、汚れた時のやつ。これで3足決定」

意外とワカって強引なところあるよな…見かけで判断するのはやっぱり間違いだな。

その後も3、4店寄ってアクセサリー等も買っていただいた。いつか絶対にお礼してやる←ある意味お礼参り(上手くない)

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集合場所に行くと武ちゃんが大変身していて驚いた。

若「Aも変わったろ?」

真「やっぱりAは美人だよな…」

武「口説くな、フられるのがオチだぞ」

荒「Aは楽しめたか？」

A『うん！』

皆のおかげで充実した一日になった