私の旦那達、マジいとをかし【東京卍リベンジャーズ】 (ページ11)

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百拾壱ページ11

ガッキーは稀咲が持っていた拳銃を落として、自分で拾い今度は稀咲にその銃口を向けた

A『ガッキー、早まるな！』

武道「離してくれよ○○ちゃん!!!俺は此奴をっ」

A『ダメだって!!ヒナがそれで喜ぶと思うか!!?ヒナの為に今まで頑張ってきたんだろ!?』

武道「死ね…稀咲!!」

日向「タケミチ君!!!!」

ヒナの声にハッとするガッキー

武道「ヒナ…!!」

A『マイキー!!』

万「稀咲!!!」

稀咲は再び逃げていた

A『待て！』

その先には確かに横断歩道があったハズだ！轢かれたらっ轢かれたら

A『死んじまうよ!!』

武道「テメェはもう終わりだ稀咲!!みんながテメェの企みを知った以上テメェはもう誰からの信用も得られない!」

武道「テメェのくだらねぇ野望は潰れたんだよ!!!」

稀咲「終わらせねぇよ!!何度だってやり直してやるさ!!橘はいつか俺のモノになる、いつか絶対にな!!」

A『歪んでんな!!させねぇよんな事は!!』

武道「もう二度とオマエを未来に帰すワケにはいかねぇんだよ!!!」

稀咲「「未来に帰す」…?だと…?」

私もその言葉に引っかかった

稀咲「オマエ…まだ俺がタイムリーパーだと思ってんのか?」

武道「違うのか？」

A『稀咲危ない!!』

私は稀咲の手を引いてガッキーがいる歩道に連れ戻した

稀咲「お前!!何を………!?」

稀咲が振り向いた瞬間、目の前を大型トラックが横切る

A『………お前には、ガッキーと話し合って欲しいんだ』

武道「○○ちゃん!!此奴を庇うのか!?此奴が死んでいればヒナは!!」

私はその日、初めてガッキーに本気でビンタをした

A『人の命を軽々しく見るな!!今のガッキーは此奴以上にクズだ!!』

ガッキーと目線を合わせる

A『なぁ稀咲…お前、ガッキーをリスペクトしてたって言ったよな…』

A『稀咲もガッキーも色々複雑な思いがあるんだろうけどさ、１回話し合ってみる事だって大事なんだよ?』

A『稀咲は警察に捕まるだろうけど面会する時にさ、いっぱい話しなよ』

私は2人の手を取って言った

A『帰ろう?皆の所に』

みんな待ってる…きっと待ってるから。

横浜第7埠頭に戻って行った

案の定みんなが居たから、私は稀咲の身柄を警察に引き渡した