伍拾陸 ページ6
次の日、私は1500万を用意して一くんと一緒に病院に行った。一くんは先に青宗くんの方に行った
A『赤音さん、手術を受ける事になるけど大丈夫?』
赤音「ありがとう。本当にありがとう」
私は大丈夫だよ
A『良かったです。後で青宗くんにも会いに行きます、伝えたい事はありま…赤音さん?』
赤音「赤音って呼んで。Aちゃん」
敬語とか苦手でしょ?なんて図星を突かれてしまった
A『よく分かったね、赤音』
赤音「っAちゃん」
A『何?』
次のセリフを聞いて、私の頭は
赤音「好き、です」
真っ白になりそうだった
A『えっと、likeの方だよな』
赤音「Loveの方だよAちゃん」
A『…否定するわけじゃない、私の事を想ってくれてもいいんだ。けど…いつから?』
赤音「おぶってくれた時、私は貴女に恋をしました」
赤音「Aちゃんは女の子だけど、とても魅力的な人」
だから好きになったんです。この想いは変わらないよと悲しそうに笑う赤音を見て、私は抱きしめた
ココ「これ、どういう状況ですか赤音さん」
赤音「ごめんAちゃん、青宗の方行ってて」
A『あ、嗚呼』
修羅場っぽかったので私は青宗くんの病室に行った
赤音side
「……」
ココ「赤音さんも、Aさんが好きなの?」
「うん」
も、という事は一くんもAちゃんが好きなのか…
ココ「赤音さん、俺Aさんが好きになってしまったんです」
ごめんなさい、赤音さんが好きって言ったのにと下を向く一くん
「一くんもか…ライバルできちゃったな」
「けど、これからはたまにAちゃんの事話し合えると嬉しい」
ココ「はい!」
手術が終わったら、Aちゃんに会いに行こうね
赤音side終了
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