捌拾玖 ページ39
真っ暗で何も見えない
A『ん?』
手を伸ばしていると何かに当たった
なんでもいいが兎に角掴まりたかったのでソレを抱きしめた
ゲホッと咳き込む声が聞こえる
A『ガッキー起きたの?!』
武藤「起きたか花垣ィ?…よーし」
武道「…今ァ…天竺との抗争中だぞ…こんな事してる場合じゃねぇだろ…!?」
武藤「横を見ろ花垣!」
カチッと真横から音が聞こえた
え、真横?じゃあ私が今抱きついてるのは……?
パッと明かりが付いた瞬間叫んだよ
A『ギャァァァ!!え、あ、うぇ?あん時の美人さん…!?え"、私とんでもない事しt((「黙ってろ」………』←←
武藤「役者は揃ったさぁ始めようか」
A『!!ココ!青宗!!』
なんで、なんで2人がここに居る!?
ココ「ちっ
じゃあコイツ、やっぱり私と同い歳なんだな…
武道「S62って…○○ちゃんが言ってた?天竺の幹部達?それってどういう事っスか?…」
A『S62世代、私と同い歳の奴ら……此奴ァ多分イザナの仲間だよ』
青宗「少年院で出会った6人。極悪の世代だ」
A『私の旦那も、残念ながらその極悪の世代でね…多分今天竺に居るんだわ』
1週間同棲してた時言ってたもんな、アルバム見て
武道「……○○ちゃんの旦那さんも?」
A『うん、灰谷蘭と灰谷竜胆。灰谷兄弟だよ血のハロウィンにも居た』
武藤「お前らには関係ねぇイザナと俺の問題だ」
武道「ムーチョ君…なんで…こんな事を?」
ムーチョが率いる伍番隊は唯一内輪揉めを許されている特務隊、所謂"東卍の風紀委員"らしい
武藤「俺ら伍番隊は東卍の裏切り者を罰することができる。総長の合意なしでな!」
A『待てよ、お前がもしも天竺のメンバーならお前だって東卍の裏切り者じゃねぇのか?』
武藤「マイキーは東卍の隊長の中で1番喧嘩の強ぇ俺にこの特務を任せたんだ」
じゃあコイツは天竺メンバーじゃないのか?……
A『(あぁ!考えるだけ無駄だ!!』
武道「ってことは…もしかして俺って何か疑われてる?」
武藤「……俺のモットーはよォ「"疑わしきは罰する"」だ」
疑わしきは罰せずじゃねぇのかよ!!
A『(あ、思わずツッコんでしまった』
心の中でそっと反省した
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