梵天の嫁【東京卍リベンジャーズ】 (ページ2)

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伍拾弐ページ2

イザナ「A!!ピアス買いに行こうぜ！」

A『私達の年齢じゃ難しいぞピアスなんて』

イザナ「いつか付けるんだよ」

施設の外に出て、ピアスを買いに行った

A『コレいいな』

イザナ「コレにするか」

ピアスを動かす度、カランと音が鳴る

A『カクちゃんにもあげたいなって思ってコレも買ったんだ』

王と姫、下僕が同じのだとダメだろ？

イザナ「だな」

A『施設出たらタトゥー入れる、ピアスも付ける。負けちゃいけないなら喧嘩でも何でもする！』

イザナ「ケガすんなよー?」

A『分かってるよ』

イザナ「実はさ、聞いちゃったんだ…」

A『何を？』

イザナ「鶴蝶とお前、そろそろ施設出れるって」

私のおばあちゃんが引き取ってくれるらしい

A『イ、イザナも一緒に！((「ダメだよ」なんで!!』

するとイザナは笑った

イザナ「俺も出られるらしいから、もしかしたらまた会えるかも知れねぇよ」

会いに行くからなって言っているように聞こえた

A「天竺が、もし、王国が危機にさらされてるなら私はお前らを助けに行くよ」

私の夢なんだ

A『私はその時、お前らを守ってやるんだ』

イザナ「姫に守られる俺ってどんだけダサいんだよw鶴蝶ならまだわかるけどな」

A『いいんだよ！』

イザナ「……またな」

A『うん。またね』

その数日後に私は施設を出た