梵天の最強嫁【東京卍リベンジャーズ】 (ページ34)

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参拾肆ページ34

自宅…というかアジトについた所でカクちゃんの車で爆睡してるヤツらを引き摺り降ろす

A『おーい、行くぞテメェら〜』

蘭「ヤダ」

A『あ"ん？文句あんのかコラァ』

全「ｲｴﾅﾆﾓ……」

あ、つい昔のクセが出ちまった

A『ほ、ほら琴葉達も帰ってくるだろうし…』

三途「そーいえば今日帰ってくるんだっけ」

夏休みの宿題は冬休みに提出してやる〜…とか馬鹿な事言って友達の家に泊まっていた子供たちが今日帰ってくる

A『私らに似たのかね。』

竜胆「元暴走族総長の母親と元暴走族の父親のガキだもんな」

あの頃私は尖ってた。全盛期だった！！バイク乗り回して喧嘩ふっかけてっ(泣)懐かじい"よぉぉぉ!!←←

A『尖ってたよなあの頃の私ら。今じゃ丸くなっちまったよ』

大きな溜息を付く私を見て次々に思い出に浸っていく旦那達

竜胆「俺はAに惚れてから丸くなったっけ」

だったね。貴方はそうでしたね。

蘭「俺も〜Aに泣かれてから喧嘩あんまりしなくなったっけな」

私の黒歴史掘り起こすなボケッ←

三途「俺もAに惚れてから完全に薬やめたよな…Aが居なくなったら俺も一緒に死ぬって約束もしたんだよな〜…」

あれマジだったのか…と少し引く私に「マジだったんだぞアレ！」と心を読んだかのように言ってくる春ちゃん

A『でもお前らに会えて良かったと思ってんだぜこれでも。お前らに会ってなかったらきっと今の私は居ねぇからよ』

散々周りの人突き放して、いつの間にか1人になっていた私を助けてくれた

A『ありがとうな』

旦那達を見てそう言うと

竜胆「天使だ…」←

蘭「バカ、女神だろ」←←

三途「大天使…」←

万「可愛い…愛してる」←←←

鶴蝶「いつもはツンツンしてんのにどういう風の吹き回しだ？」

A『失礼な!!私が珍しく素直になってやってんのに！！』

なんかコイツら、私が素直になると可笑しいぞ……？あ、いつも可笑しいか

A『バーカ！バーカ！このアホンダラ！』

後ろからなんか聞こえるけど無視無視!!