梵天の最強嫁【東京卍リベンジャーズ】 (ページ24)

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弐拾肆ページ24

竜胆「振られんの覚悟で言うからよく聞けよ」

A『は…？あ、うん』

竜胆「俺の気持ちは1週間前から変わってない、ﾃﾞｽ」

A『嗚呼』

さて、ここからどう来るかな…？

竜胆「俺は執拗い男です、Aに限ってだけどな？まるでその姿はダンゴウオです、でも恋愛はペンギンのように一途です」

A『おう…(ペンギン？ダンゴウオ？さ、魚が好きなのか…？』←魚好き

竜胆「俺、喧嘩強いからAの事守れるし、Aの我儘だって聞いてやる」

Aの理想には程遠いかもだけどさ、と言うけれどそんな事は無いと思う

竜胆「だから俺と付き合ってください、俺はAが好きだ」

A『お前が本気なのは分かったよ』

A『でも、私と付き合えばろくな事無いぞ』

竜胆「別に気にしねぇよ。人、殺してるろくでもない奴だぞ俺は」

竜胆「ていうかそういうの全部引っ括めてお前が好きだっつってんの」

A『…』

私も1度、人を殺した事がある。

本当は自分が死のうと思ったんだ、死んだら母さんに会えるだろ？

けどそんな私を止めてくれた友人がいた。私は彼女を刺して、死のうとしたんだが警察に見つかってそのまま…

結局は皆私から離れていくんだ

A『いつかお前も離れていくんだろ？私から』

竜胆「俺離れないから、離れるつもりないから」

言ったじゃんダンゴウオとペンギンだって

A『っ…』

竜胆「えっ、俺なんか悪い事した！？な、泣くなよ…」

頭を撫でて、泣いた私を慰めようと必死になっていた。そんな彼が何かを思い出したかのように話を切り出した

竜胆「リンドウの花言葉、知ってるか？」

竜胆「"悲しんでいるあなたを愛する"なんだとよ。誠実って意味もあるんらしいんだけどな〜、因みに兄貴は"蘭"だから愛情とか優雅って意味があるらしい。全然合ってねぇんだけど(笑)」

と笑いながら話す彼は、少し嬉しそうに見えた

A『竜胆は、花言葉にそっくりだな』

私が泣いていても傍に居てくれるし、誠実だ(と思う)し←←何より私をスキだと言ってくれた

A『私を泣かせたのはお前が初めてだよ…』

A『私を惚れさせたのもお前が初めてだ。責任は取れよ？』

竜胆「い、いいの？OKって事で受け取っていいの？」

A『嗚呼、私を幸せに出来るものならやってみろ〜』

竜胆「上等だ」