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かつてのカーンルイアの出身、彼女は天理に抗おうとした。ばかな奴だ。力量でも敵わないと分かっているはずなのに。
私はそいつと必要以上に接触したくない、自分も迷惑被りそうだからだ。
ガイア「今は別の地方にいるんだが、モンドには栄誉騎士というカーンルイア出身の旅人がいるんだ。」
A「zzz…」
やめてくれ、彼女の名前を出さないでくれ。彼女とは関わりたくない。
ガイア「寝たふりしても無駄だぞ。やっぱり知り合いなんだろう?」
ばれたか。
A「名前を知ってるだけだよ、話したこともないし。」
ガイア「アイツはな、ここにきてすぐ風魔龍トワリンと対峙し、怒りを鎮めたんだ。」
はいはい、すごいすごい
というか本当に眠い。寝たい。帰るって言ったら返してくれるかな。
ガイア「ところでお前、神の目を持ってないだろう、それは、…あんまりいいものではなさそうだけどな。」
A「どう使おうと私の勝手だから。」
ディルック(あいつ…邪眼を持っているのか。)
A(なんだろう、視線を感じる…)
柱の陰から誰かに見られている気がして、少し背筋が凍った。
ガイア「お前はスネージナヤの使者なのか?もしファデュイと関係があるんなら、放ってはおけないな。」
A「知らない、もらいものを使っているだけだよ。」
スネージナヤ…発展している都市として聞いたことはあるけど、ファデュイ?ファデュイって
A「ふぁでゅい?」
ガイア「俺とお前の仲じゃないか、もう割り切って話してみたらどうだ?」
A「いつそんな親密な関係になったんだ。」
今まで話してみて、多分ガイアは自分に興味を示して飲みに誘ったと思うけど、本当はたぶん違う、
ガイアは、私に目をつけているんだ。
仕方がない…
A「もー!ガイアったら飲んでなくない??
せっかく親密な関係(意味深)になったんだから、もっと飲もうよー!」
ウッッッッッッキッツ
自分のキャラ崩壊まじイタイイタイイタイ
目をそらさせるために仕方のないこと…
ガイア「確かに、話が進むばかりで酒は進まないな。せっかくの酒がまずくなる。
いただくとしよう。」
A「しょうがない…私も飲むわ!」
そのままディルックに自分の分の蒲公英酒を注文し、二人でキャラ崩壊するまで飲みまくった。
ガイア「A〜、お前割といい奴なんだな〜誤解してたよ。」
A(やっぱり目付けてたか^^)
ガイアが泥酔した隙を見つけて抜け出そうと企てた
闇 夜 の 英 雄 (ディルック)→←悪 酔 い (ガイア)
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作者名:. | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/410592871/
作成日時:2022年2月5日 21時