チャンソンの恋の行方 ウヨンSide ページ13
盛り上がり続ける打ち上げ会場から、風に当たろうと裏口を抜けて非常階段に出た
ここは、殆ど知られてない俺の秘密の場所
手すりに凭れて、下を覗くと数人の人影が見える
「ペンかな？」
誰に言うでもなく、その影を見ながら会場から持ってきたグラスを傾ける
ポケットから、携帯を出して操作しようとした時、視界に入って来た人に驚いて、グラスを落としそうになるのを慌てて押さえた
「は？何で？」
グラスをその場所に置き去りにして、慌てて非常階段を駆け下りる
俺が辿り着く直前、ドアが閉まり走り去ったタクシー
遅かったか・・
見間違い・・なはずがない
確かにあれはユウだった
でも、何で俺に連絡しないで、こんな所に居るんだ？
答えの無い疑問で、モヤモヤしながら非常階段を昇りポケットの携帯を操作する
ユウに連絡したら、ホテルに帰る途中だって返事・・
もう、打ち上げどころじゃ無い・・
俺は会場に戻って、クンヒョンを見つけて耳打ちした
「クンヒョン、俺抜けて良い？」
クン「ん？急にどうしたの？」
慌ててる俺に、冷静に対応してるクンヒョン
「ユウが、さっき下に居たんだけど、捕まえられなくて。連絡したら、ホテル戻る所だって言うから・・会いに行きたいんだ」
クン「ウヨンから連絡したの？」
「うん。ユウから来ないから」
クン「そっか、初志貫徹だな・・」
「は？しょし・・？」
クン「ん、何でもない、後は任せて。見つからない様に気を付けて」
「ありがと〜」
クンヒョンが何か言ってたけど、今の俺にはそれを聞いてる余裕もなく、後を頼んでタクシーに乗り込んだ
タクシーの中、携帯を操作しだす
『打ち上げ抜け出した。今日、どこに泊まるの？』
俺が打ち込んだトークは直ぐに既読になって
『オッパ来るの？』
『ダメ？』
『ダメって言うか・・狭いから』
『ユウに会えるなら、場所なんて関係ない』
もう、狭いとか遠いとか言い訳なんて聞いてられない
ユウから、ホテルを聞き出した俺は、今・・部屋のドアの前にいる
ベルを押すと、すぐに開いたドア
ユウ「ホントに来た」
ユウの脇をすり抜けて、部屋に入る
ユウ「Aオンニと泊まる予定だったけど、今日は帰ってこないと思う」
「チャンソンと？」
ユウ「・・そう」
「そっか、チャンソン上手くいくと良いな」
チャンソンの恋の行方も気になるけど・・
今は、ユウを感じて充電するのが最優先な俺・・
ずっと待ち望んだ時間
私達の時間 ウヨン's彼女Side→←恋は素直に クンSide
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ヒイナ(プロフ) - (名前)マコさん» マコさん、こちらこそありがとうございます(//∇//)チャンパの勝手な妄想なので、チャソペンさんを不快にさせるのでは？と、不安なまま書いてるので、凄く嬉しいです。ゆっくりですが、続けて書いてますので、時間がある時読んで下さいね(〃'▽'〃) (2016年6月4日 5時) (
レス) id: ad2b530062 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)マコ(プロフ) - すごくキュンキュンして幸せな気持ちになれます！！今日一気にここまで読んでしまいました♪チャンソンペンには本当にたまらないです！！ありがとうございますm(_ _)m！！ (2016年6月3日 21時) (レス) id: 1cef87080f (このIDを非表示/違反報告)
ヒイナ(プロフ) - はるさん» ウヨンの話から読んでいただけて・・(*´ω`*)拙い妄想ですが、ファンだと言って貰えるなんて(T^T)これからも、楽しんで貰えるよう頑張りますo(^-^)oパス申請の時も、優しいメッセージありがとうございました<(_ _)>次も書き始めたら覗いてみて下さいヾ(o´∀｀o)ﾉ (2016年2月18日 4時) (レス) id: ad2b530062 (このIDを非表示/違反報告)
ヒイナ(プロフ) - mimiさん» キュンキュンしていただけて、書き手としても嬉しいです(//∇//)次も、頑張ってキュンキュンして貰えるよう、妄想繰り広げて行きたいと思います！コメントありがとうございました<(_ _)> (2016年2月18日 3時) (レス) id: ad2b530062 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - チャンソンとヌナのお話ありがとうございます!!ウヨンのお話の時から、ずっと読ませていただいていますが、ファンです!!私はその一言だけ伝えたいです！今後ヒイナさんの作品を見つけたら必ず読みます!!ヒイナさんも、体に気を付けてください(^^ゞ (2016年2月18日 2時) (レス) id: 3358ff4bf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒイナ
| 作成日時：2016年1月6日 0時
