SCARS ~Tomohiro.K~

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「……何？」









彼女の目は、こっちに向かない。









神「過去のこと、藤井に聞いた。」









「…ふーん。」









辛かった過去、関係無い人間に知られてんのに。




尚こっちを見ない。









神「ごめんな。」









「何が。」









神「思い出させてしもて。」









「別に、ええよ。てかそれだけ？




それだけやったらもう帰るで。」









神「まだ。」









勇気出せ！神山！









神「あ、のさ…









・









・









流星と、付き合っとるん？」









違う！違うわアホ！そんなことは



どっちかというと聞きたくないわ！









「へ？関係無いやん。」









はい。その通りです。









…普通の、教師の場合は。









神「関係あるねん。」









さあ、今度こそ。




当たって砕けるんや！神山！









神「(人1)が…好き。」









「何言っt 神「ごめん。今だけ。」









ｷﾞｭｯ









こっち見やんでいいから。









今のこの一瞬だけ、俺の腕の中におって。









小さい体を、精一杯閉じ込める。









神「ごめんな…。こんなやつが担任で…。教師失格やわ…。」









「……人間やねんし、別にええんちゃう。」









神「…え？」









「避けててごめん。そんな風に思ってんの知らんかった。
ダンス発表の時の神ちゃん、望にそっくりでさ。
苦しかった。」









やっと聞けた。本音。
少し、傷が癒されたような気がした。









神「うん…。ごめんな。」









大好きやのに。









そばにいたいのに。









その役目は俺じゃない。



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今！KAT-TUNの『UNLOCK』が
届きました！


フラゲですよ〜♪♪




あと、明日から私期末テストです…

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