Salt boy # ｿ ﾙ ﾄ ﾎﾞｰ ｲ

幼い彼は冷たい彼 - 10 - ページ11

松 「 A...... 」






何させられるんだろ...。






松 「 今から教室掃除！ 」






『 ...掃除？』






掃除だけでいいの？






怒鳴られたりするかと思ってた。






松 「 俺が怒鳴ったりすると思った？(笑)」






バレてる！






『 え、いや、思ってませんよ〜 』






本当は思ってた！






だから少し緊張してたのに！






でも掃除ちょっと面倒くさいな...。






適当に終わらせればいっか！






松 「 きちんとやる事！」






『 はあ〜い 』






松 「 じゃ。



頼んだぞ〜 」






そう言って、どこかに行った松さん。






適当だな！！






...って思いながら呆然と立ってたら...、






？「 まっちゃん(笑)」






『 ！？ 』






振り返った私の後ろ、そこにいたのは...、






『 ... 誰ですか 』






？「 あぁ、宇佐美 吉啓です(笑) 」






にこ〜って効果音が合うような笑顔！






宇 「 ここの教師。



そして午後の授業いたよ。」






午後の授業って...、松さんの国語の時間？






いたっけ？






こんなゆるそうな先生いなかったよ。






宇 「 俺の担当教科は国語。



それとA組の副担。」






しかも私のクラスの副担！？

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