屋上の黒髪少女 (ページ3)

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事件ファイル１ページ3

梅﨑ＳＩＤＥ
今日も屋上に来てみたんです

あの子に会いたいから…

『…何か用か？眠いからどこかへ行ってくれ』

梅「一緒にお弁当食べませんか？」

『…もういい。私は帰る』

隣を通り過ぎていく彼女

綺麗な黒髪の中に光る金色のピアス

白「A様♪行きましょう♪」

『奏人、帰るぞ。明日に備えなければいけない』

白「はい！A様」

Aさんについて回る白皇奏人

彼はAさんの騎士≪ナイト≫

つまり、近くにいることを許された人

彼になりたいです…

ＩＮ図書室
屋上であったことをいつもの二人に言う

梅「・・・っていうことがあったんですよ～」

藤「Aちゃん、梅のこと嫌いなんじゃねえの？」

詩「奏人君もAさん以外仲良くしようとしませんしね」

梅「白皇奏人になりたいですよ、ホント」

藤「俺もかな。Aちゃん好きだし」

詩「私はAさんになりたいですよ…奏人君好きですし///」

３人「はぁー・・・」

しばらくの沈黙のち、リッカの顔が輝いた

藤「明日、ＣＡＴＷＯＲＬＤのライブじゃね！？」

詩「梅君のおかげで３人とも行けますもんね！」

藤「ライブのチケットなんて売り出し初日に売り切れるから全然手に入んねえよなー

　いつもライブの動画しか見れねえから生で見れることに感動」

そりゃ、母さんと父さんが前日から並んで買いに行きましたからね

家族共々ＣＡＴＷＯＲＬＤの大ファンですから！！