屋上の黒髪少女 (ページ18)

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事件ファイル１５ページ18

AＳＩＤＥ
『電話切られた…』

白「A様ぁぁぁ！！うわぁぁぁーん！！」

『痛い！！痛いから！！』

詩「Aさん、ホントに良かったです…」

藤「良かった…ホントに…」

ひなみと律可は涙を隠すように笑った

奏人はすでに号泣だ

バァン！！

ちょ、誰だ？ここは病院なのに大きい音立てて扉を開ける奴は…

梅「………」

あ、仁か

梅「Aさっん！」

『お前、声でないんじゃなかったのか？』

梅「安心したみたいで出るようになったみたいです…」

『そうか、良かったよ』

そこで会話は途切れた

口を開けば、重なる

梅「Aさんからどうぞ…」

『じゃあ…仁、好きだ…私と付き合え…』

仁を引き寄せて口付けた

唇を離せば林檎のように真っ赤な仁

『返事は？』

満面の笑顔で仁の頬に手を這わせる

梅「は、はいぃぃぃ！」

全-梅、A「おめでとー！！！」

盛大な祝福を受ける

私達の始まりは屋上

だから、また屋上で歌うよ…

仁、あなた一人のために＿＿＿

●～＊ＥＮＤ＊～●