屋上の黒髪少女 (ページ16)

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事件ファイル１３ページ16

タルト＆モナカＳＩＤＥ
タ「モナカ、仁の部屋は行こう。不安だ」

モ「かなり自分を追い込んでたから倒れてるかも…」

そう、この二人は猫、なのだが猫の妖怪である

有り得ないことだが、本当のことなのである

つまり、今の二人は人間化している

タ「…やはりな」

モ「…これ、ＣＡＴＷＯＲＬＤの動画…主様の事…」

タ「…だろうな」

２人は気づいていた

声が出なくなるのも時間の問題でAが起きるまで声が出なくなることさえも

タ「とりあえず、ベットに運んで森と千早に報告だ」

モ「でも、僕たちの事バレて…」

タ「主なら起きたとしても捨てない。大丈夫だ」

モ「でもッ！！」

タ「大丈夫だ」

そう、この二人は幾度となく飼い主に捨てられてきた

ただ、Aだけは違うと確信していた

ＩＮ仕事部屋

タ「森、千早」

森「…ああ、タルトとモナカか」

千「まぁ！可愛いわ！！」

タ「仁が倒れた。声が出なくなるのも時間の問題だ」

モ「主様が起きるまで声が出なくなっちゃうかも…」

森「まあ、予想はしていた。知らせてくれてありがとう」

２人の猫の妖怪が望んだこと

それは、Aの目覚めと仁の声が出ること＿＿＿