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瞳の奥の色。 ページ46

ずっと無になって竹刀をふりつづけている私を
無一郎くんはどう思ったのか、複雑そうな顔をしていた。









無「...A。」









A「はい。」









無「調子はどう?使えてた頃に戻ってる?」









A「...あと半分、何かが欠けてる感じ
がします。」









あの頃に使えた 何か が私に訴えている気がする。








無一郎くんは私に手をのばし









頭を優しく撫でてくれた。









...でも複雑そうな瞳だった。









口元に優しい笑みはあるけれど









心からの微笑みではないことが分かる。









無一郎くんは、何かを隠しながら









私と接している。









無「...無理、しすぎじゃない?
心身ともに 僕、心配なんだけど。」









はぁ。。。と無一郎くんは困り眉で大きなため息をついた。









無「初めてだよ、努力している人がやりすぎて
て心配になること。










鬼殺隊ならどれだけ努力しても足りないの
に、Aの努力はなんか、怖い。









...触ったら、ヒビが入って壊れそうだ。」









──────心配、してくれてる。








瞳の奥の複雑そうな色は








このことかな?









無「...明日は訓練を休みにしよ。」









A「...え?で、でも...。」









無「Aのことだから休みにしても
僕がいないところで竹刀ふるでしょ?




だから明日は僕とある場所に行こう。




...気分転換に、ね。」









A「...はい!!」














どこに行くのかは教えてくれなかった。









内緒、と人差し指を唇にあてていた。









...かわいすぎた。









──────でも









無一郎くんは微笑んでいるけれど。









瞳の奥が少し寂しそうな色をしているのを









私は見逃さなかった。。。

着いた先は。→←う、嬉しいけれど。


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ゆりと白鳥(プロフ) - 澪凪さん、コメントありがとうございます!すごくすごく嬉しいです!できるだけはやく更新頑張ります!どうかこの作品をこれからもよろしくお願いします! (2021年3月28日 17時) (レス) id: ba1b5c2a6b (このIDを非表示/違反報告)
ゆりと白鳥(プロフ) - るあさん、コメントありがとうございます!続きが気になるってお言葉はものすごく嬉しいです!これからもどうかこの作品をよろしくお願いします! (2021年3月28日 17時) (レス) id: ba1b5c2a6b (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - いつもドキドキしながら読ませてもらってます!すごい上手ですね!更新楽しみにしています。 (2021年3月28日 12時) (レス) id: a0ad16ec48 (このIDを非表示/違反報告)
るあ - 続きが気になるぅぅ!!! (2021年3月26日 21時) (レス) id: 58ab197994 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりと白鳥(プロフ) - ほのさん、コメントありがとうございます!まだまだ未熟な所が多いですがこの作品をこれからもどうかよろしくお願いします! (2021年3月26日 9時) (レス) id: ba1b5c2a6b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆりと白鳥 | 作成日時:2021年3月16日 11時

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