本心が知りたい。�� ページ2
4月の初め頃。
A｢聞いてくださいよ宇髄さんー！！！｣
宇｢うぉ！？Aか。お前ただでさえ足音無
いんだからいきなり叫ぶのは勘弁してくれ
よな。｣
と呆れ顔で言われた。宇髄さんの手には筆があり、その近くに紙があった。
紙に書かれていた文字は1文字1文字が丁寧に書かれているのが分かる。
宛先はわからなかったけれど宇髄さんにとって大切な人なのだろう。
Aはそれに気付き、申し訳なさと恥ずかしさがおしよせた。
A｢ま、まことに申し訳ございませんでし
た...。
宇｢いいってことよ。それで？どうしたんだ今日
は。｣
A｢...霞柱様の件です。｣
`霞柱様,と言っただけで私の頬はサクラ色に
染まる。
分かりやすすぎるってよくほかの柱にも笑われてしまう。
でも仕方ないじゃない。好きな人なんだもの。
気軽に口には出せない。
`霞柱様,で頬を染める私には`時透くん,はもちろん、`無一郎くん,なんて言えるはずがない。
無一郎くんなんて言ったら茹でたこのような
赤さになるだろう。
意識しすぎてる自分を本当に治したい。
宇｢時透に何か言われたか？｣
A｢`...どうして他の人には笑顔を見せる
のに僕にはみせてくれないの？,
って言われて｢霞柱様もでしょう？｣
ってこたえたら
`私,だからって言われましたぁ...。｣
Aは涙目になってきた。
A｢なぜ`私だけ,なんでしょうか！？
私だから の意味がわかりません
ー！！！｣
宇髄は思った。
宇(つまり時透の質問を分かりやすく言うと
自分にも笑って欲しいってことだろ？
...素直に言えやそんくらい...。
告白じゃああるまいし)
とにかく時透の心で悩んでいるAを
なだめなければ。
宇｢Aはどういう意味で`私も霞柱様だか
ら,って言ったんだ？｣
A｢そりゃ、霞柱様の前じゃ緊張して
顔こわばって笑顔になれないって
意味ですよ。｣(真顔)
宇髄は たぶん時透もそうだぞ と思いながらも口には出さず
宇｢俺が考えた限り、いい意味だと思うぞ？｣
A｢本当ですか！？どんな...｣
宇髄はAの言葉をさえぎった。
宇｢俺は時透じゃない。だから正確さには欠け
る。正確じゃなく嘘の可能性が高いことは俺
は言いたくねぇんだ。時透に聞いてこい！｣
A｢そう..ですよね！もう1回話してきま
す！｣
宇｢頑張れ｣
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ゆりと白鳥(プロフ) - 澪凪さん、コメントありがとうございます！すごくすごく嬉しいです！できるだけはやく更新頑張ります！どうかこの作品をこれからもよろしくお願いします！ (2021年3月28日 17時) (
レス) id: ba1b5c2a6b (このIDを非表示/違反報告)
ゆりと白鳥(プロフ) - るあさん、コメントありがとうございます！続きが気になるってお言葉はものすごく嬉しいです！これからもどうかこの作品をよろしくお願いします！ (2021年3月28日 17時) (レス) id: ba1b5c2a6b (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - いつもドキドキしながら読ませてもらってます！すごい上手ですね！更新楽しみにしています。 (2021年3月28日 12時) (レス) id: a0ad16ec48 (このIDを非表示/違反報告)
るあ - 続きが気になるぅぅ！！！ (2021年3月26日 21時) (レス) id: 58ab197994 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりと白鳥(プロフ) - ほのさん、コメントありがとうございます！まだまだ未熟な所が多いですがこの作品をこれからもどうかよろしくお願いします！ (2021年3月26日 9時) (レス) id: ba1b5c2a6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆりと白鳥 | 作成日時：2021年3月16日 11時
