トラジャさんのお姫サマ２ (ページ13)

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上「お前、今どこに住んでんだっけ。」
A「あ、○○です。」
上「了解。また近くなったら案内して」
A「はーい。
それにしても竜にい、相変わらずカッコいいなぁ～」
上「お前、なんか大人びてね？」
A「はは、そうかな？みんなに言われるけど。」
上「あいつらのせい？」
A「違うから、大丈夫だよ。」
上「なんでそんな大丈夫なんだか。
お前、ずっと大丈夫、大丈夫、って…
心も体も強くないくせに。強がって。」
A「A、竜にい目指そっかなぁ。
この長い髪ばっさり切ったり金髪にしたり。
赤メッシュ入れてもいいしなぁ、みんなの中に入っても紛れるくらい髪切っちゃうのもいいな。」
上「お前、それこそ反抗期とか不良とか言われんぞ」
A「いいよいいよ、そんなの。
人気下がるくらいなら一気に下げてから下克上したらいいだけだし。」
上「そのガッツはあるくせにビビりで不器用だよな。」
う、うっさいなぁ…

上「ひとりでいけるか？
俺も荷物取りいくわ。」
A「え、いいの？竜にいありがとうっ！」
上「いいってことよ。
んで？なに持っていくつもり？」
え、なに持っていったらいいんだろ…
着替えと…貴重品はもちろんだけど…
充電器？笑ヘアセットとかメイク道具はいるか、！
まあ、適当にパパパッとしちゃえ～ｗ

A「竜にい、これで終わり！」
上「おう、じゃあこれ運ぶぞ。
そういえばポストなんか入ってないかみなくていいか？」
A「あ、じゃあ降りるときにみるよ。」

「ガサッ」
「バサバサバサッ」
上「なんだよ、これ。」
手紙、？
A「なにこれ。」
上「と、とりあえず全部拾って、俺ん家で見よう。」
なんだろ、これ…
また嫌味の手紙…？
昨日、東京に帰ってきて、まだ一回も家に帰ってなかったからな…
上「そんな落ち込むなって。
まだ悪口とかと決まったわけじゃねえんだろ、？
そんな泣くなって。」
A「まだ、泣いてないし、」
上「ったく…
ほら、このサングラスやるから…」
信号で止まったとき、竜にいはサングラスをくれた。
多分泣き顔とかを気にしてくれたんだろな…
A「竜にい、優しいから好き。」
上「俺もAのこと好きだぜ、お前の周りはお前の味方だらけだ。
ジャニーズ敵に回してみろ、大抵の女は仕事ができなくなるからよ。」
竜にいっていつもオラオラしてるくせにこういうときホントカッコいいからずるいよ…