助けてもらった人たちはなんとキラキラアイドルの人たちでした。

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宮近said

姫を俺の部屋に寝かせる。
正直、みんなに話聞きたいけどこの前みたいに姫を泣かせたくない、不安にさせたくないからやめておく。


「ピピピッ ピピピッ」
アラームの音で目が覚める。
珍しいな、起きれるなんて。
携帯を見ると今まで見たことのない数の通知が。
一番多いのは大我で１２５件。
みてみると昨日からずっと送られっぱなしの写真。
昨日の写真も合わせると200は確実に超えてる。
おおいっ！写真集作れちゃう！
あれ、これって…
たくまきょものアイコン可愛くて誰って聞いたらTravisのとこにいるらしいじゃん?今度会いに行っていい?
そういって送られてきた写真はツーショットの大我と姫。
姫、ギリギリの笑顔だね…
ってあいつなにしてんだよ…
え、待って他の先輩からも来てんじゃん…
慌ててリビングへ行くと松松としめが出かけようとしてるとこだった。
龍「ちゃかちゃん、そんなに慌ててどうしたの？」
宮「姫のこと、事務所内に広まってる！」
TJ-宮「えっ！？」
宮「ほら、みろよ！」
そういって俺はみんなのほうへスマホを向ける。
だーっと続くメッセージ一覧。
初めて連絡いただいた方もいるのに…初めての会話がこれ…？
中「これ、どこから…」
宮「大我がツーショットのアイコンにして…
可愛い、可愛いって…で、これがその写真。」
ホントギリギリの笑顔であんまりわらってないんだけど…
松「ねえ、こんな笑顔をさらされたの？」
元「てかもっと可愛い写真いっぱいあるし。」
閑「え、どうすんの。」
龍「ちょっと、俺、大我と話したい。」
如「だめだめだめ。
とりあえず、松松としめは仕事に行くこと。
とりあえず解決策はこっちで考えとくから。」
宮「ほら、いってらっしゃい、早く帰ってこいよー」
無理やり玄関へ押し出し仕事へ行かせた。
中「え、これどうすんの。」
如「どうにかしないとでしょ。」
「ガタン」
上から大きな物音が聞こえて慌てて二階へ行くと姫がベッドから落ちていた。
宮「姫！？大丈夫！？」
(コクン)
ちゃんと会話できてるっぽいからいいんだけど…
閑「朝、起きてベッドから降りようとしたの？」
(コクン)
如「そっか…姫も急に落ちてびっくりしたよね。ごめんね。
ってことは大きなベッドのほうがいいのか…(ボソッ)」
閑也がリビングへ連れていきみんなで朝ごはんを食べる。
隣で姫が食べ終わったのか必死に俺に向かってジェスチャーをしてくる。

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