助けてもらった人たちはなんとキラキラアイドルの人たちでした。

１９ ページ19

閑「あいつら、だるいな。」
そう言う吉澤さんもちょっと口出ししてるんだけど。
リビング中が洋服でいっぱいになってる。
ご飯も食べてもう１０時だよ…？宮近さん、まだ帰ってこないの？
もう私、たくさんまったよ？はやく…
閑「なあ、そんなに宮近のタオルケット需要ある？」
(こくん)
閑「宮近好き？」
(こく こく こく こく)
閑「あ、なんか俺今振られた気分…」
宮「ただいまー」
「！！！」
閑「すっげえ反応早いじゃん。」
当たり前でしょ！宮近さんが帰ってきたんだから…！！
宮「ちょ、姫、姫。落ち着いて、落ち着いて。
あなた仮にも病人だから。」
「……。」
宮「あーごめんごめん、そんな不貞腐れないで！！
ごめんね、遅くなって。結構押しちゃってさ…」
寂しかった、そう伝えたくて頭をすりすりする。
宮「寂しかったよね、ごめん。
ほら、ぎゅーしてくれるんでしょ？」
「！！」
やばい、帰ってきてくれた衝撃で忘れてた！
「、、！！」
宮「ぎゅー！」
宮近さんにぎゅーってされてすごく落ち着く。
ずっとタオルケットだったけど宮近さんの匂いってすぐにわかる。
宮「あれ、それ俺のタオルケットじゃ…？」
ジェ「今日一日中抱きしめてたんだよ。
あの電話のあとまた泣かしちゃって。」
高「で、そのタオルケット渡したらお昼寝しちゃったんだけど
起きてからもずっと持ってて。」
閑「そうだよ、さっき需要ある？って聞いたらすぐに首振ったんだから。」
宮「へー。そんなに俺が待ち遠しかった？」
うん！！なんて言えないから思いっきりぎゅー！！ってしてあげる。
中「なんか…あの絡みって癒されるよね。」
龍「そうそう、天使みたい。」
如「天使が天使っていうなよｗ」
松「はーかわいっ！」
元「(松にドン引き…)」
やばい、宮近さんの安心感で眠く、なって、き、た…ｚｚｚ
慎「あちゃー寝ちゃったね。」
京「じゃ、俺らも時間も時間だし帰りますか。」
樹「じゃーお邪魔しましたー！またいつでも呼んでねー」

２０→←１８

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す