助けてもらった人たちはなんとキラキラアイドルの人たちでした。

１１ ページ11

またまた迷惑おかけてしまい二人に心配させてしまった。
松「あ、日が当たってるからじゃない？
元太、下行ってリモコン取ってきて。」
元「はーい」
またまた松倉さんと二人きり…
松「また迷惑かけちゃったって思ってない？」
思っていたことを言われ少し反応してしまった。
松「昨日はちょっと愛想悪くてごめん…
けっこう警戒心強めなとこあって…
こんな俺だけど頼っていいよ？つらい時はつらい、楽しい時は楽しいって伝えて？」
きゅ、急に松倉さんに話しかけられて、ましてやこんなこと言われて驚いたけど
これが松倉さんなりの伝え方なのかな？
【はい】
と書いて見せるとほほ笑んでよかった、と一言言って向こう側を向いてしまった。
元「取ってきたよー」
ちょうどいいタイミングで戻ってきてくれた松田さんに感謝。
松倉さんがリモコンのボタンを押すとウィーン、と音が聞こえ、屋根からなにかが下りてきた。
松「すごいでしょ、透明なパネルシャッターが下りてくるの。
最初見た時マジびびったわ。」
初めてみたとき…ってことはこのおうちは松倉さんのものじゃないのかな？
元「こうしたら少しは太陽の光抑ええられるでしょ。」
前面をおおうようにしてひかれたカーテン。
もうどこからなにがでてきてるかわかんない…
すべてしまってるはずなのに暑くなくてどこからか風が入ってきてる。
お二人の話を聞きながら少し涼んでたんだけど少しずつひどくなっていく頭痛。
大丈夫、だよね…？
松「飲める…？」
差し出された飲み物も気持ち悪くて飲めなくて…
元「ねえ、ちょっと唇の色悪くない…？」
松「うん、ちょっとヤバいかも…元太、呼んできて！早く！」
近くで二人が話してるのはうっすら聞こえるけど…
耐えられなくて私はそのまま意識を飛ばした。

１２→←１０

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す