顔を隠した素顔とは＿＿【宮近海斗】 (ページ6)

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Childhood friend ページ6

よくコメントで聞かれる質問。

「CHAKAとICHIは幼馴染だったり、兄妹だったりするんですか？？」

ICHI「そうだよ～ CHAKAとは、保育器からの付き合いのChildhood friend。」

UMI「えっ、！？な、なんて！？」

NOEL 「Childhood friend.つまり、幼馴染って意味だよ」

CHAKA「看護士さん曰く、ICHIの泣き声で俺が起きて、

俺とICHIで周りの赤ちゃんを泣いて起こすっていう迷惑極まりない

赤ちゃんやってましたね、昔。」

ICHI「ああーなんか昔、看護士さんに笑われたねぇ～」

SHIZUYA「よかったーお前らと同じタイミングで生まれなくて(笑)」

NOEL「まあまあ、赤ちゃんは泣くのがお仕事ですから(笑)」

ほんとに、海斗と私がここまでの付き合いをしているのも、

何億分の１という確率でしょ。

だって、保育器からのお隣さんなんて、いないでしょ…(笑)

宮近「あ、A。」

一条「んー？」

宮近「今日の母さんの誕生日。来るでしょ？」

一条「もちろーん！ちゃんとプレゼント買ったよ～」

宮近「あ、昨日届いてたやつ？」

一条「そそ！！

私の第二のお母さんだからね！いっぱい親孝行しなきゃ。」

七五三掛「ホント仲いいよね～家族ぐるみで(笑)」

松田「俺らん家みたい(笑)」

松倉「そだなー(笑)

俺らは別に幼馴染、ってわけではないけど。」

さてさて、海斗のお母さんのお誕生日をお祝いしにでも、いきますか。

事務所の電気をカチッと消して、

それぞれ明るい街中を、歩いていく。

一人、一人、また一人、それぞれの帰路につきながら、

最後には私と海斗だけになる。

宮近「ま、俺たちは幼馴染でもあるけど、

恋人同士…でもあるけどな。(笑)」

ふにゃっとした笑顔を私に魅せ、

さらりと手を握って、恋人つなぎをしてくる。

みんなには一応カップルと言っているものの、

あんまりイチャイチャしない、というかできない。

宮近「最近、ちょっとみんなの前でもガード緩くなった？(笑)」

一条「…気のせいっ！」

近づけてきた顔を、手をつないでいない反対の手で、

ぐいぐいと押し返す。

宮近「ツンなAも、俺にしかみせないデレなAも、

どっちも大好きだよ。」