顔を隠した素顔とは＿＿【宮近海斗】 (ページ40)

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目撃情報ページ40

宮近海斗said

松倉「おーっす。」

宮近「おつかれーい」

中村「なんかいいの見つかった？」

宮近「んーまあまあかな」

事務所に入ってきた松倉が妙にそわそわしている。

宮近「どうした、松倉(笑)」

松倉「あのさ、今日ってAなにしてんの？？」

宮近「今日はー…スクールないから、

あとでTravisで集まるだけだと思うけど。」

松倉「あ、あのさ、さっき、、」

”Aが男といるの見かけたんだよ”

……へ、？

宮近「どこで？(笑)」

松倉「Aのカフェのとこ。

二人でテラス席で楽しそうに話してた。」

宮近「松倉の見間違えじゃない？(笑)」

松倉「で、でも、」

宮近「Aみたいないい女はそうそういないし、

後で聞いてみたらいいじゃん。友達とかじゃない？」

松倉「うーん…」

川島「なにそんな気にしてんだよ(笑)」

いや、Aが男といるなんて珍しい。うん、ほんとに。

宮近「…A。」

「んー？」

宮近「今日、昼間誰といたの？？」

”シーン…”

メンバーがいる前で言ったから、

みんな聞き耳を立てて静かになる。

別に、隠れてこそこそ聞くような内容じゃないしね。

「今日…？

あ、親戚の子だよ。

あ、いや、友達…？なんなんだろ、関係って。」

…男ってことは隠すの？

宮近「お父さんの具合悪いんじゃねえのか、」

「うん…

その子、お見舞いにきてくれたの。

それでお母さんが外に出たら、って言ってくれて。」

宮近「ふーん。

お父さんの体調はどう？」

「うーん、、まだ、あんまりよくならない、

やっぱり歳っていうのもあるけど、

お父さん病院嫌いだからあんまり行きたがらなくて…」

…A、嘘ついてないよな、？

宮近「そっか。

お大事にって伝えといて。」

「うん、ありがと。

あ、じゃもう帰るね、お迎えきてるから。」

宮近「うん、バイバイ。

大好きだよ。」

「っ、う、うん、ありがと。」

っ、一瞬、瞳が揺れたのはなに、？