顔を隠した素顔とは＿＿【宮近海斗】 (ページ37)

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「っ、え、あ、うん、」

宮近「シャワー終わったよ。

なにその箱。」

「あ、えっと、実家から荷物きてて、」

宮近「ふーん。その手紙か。

なんて書いてあったの？」

っ…ごめんね、海斗、

ちょっと嘘つく、

「パパが体調崩したから、一時的に帰ってこいって、」

宮近「そんな大事なこと手紙で？」

「あ、ほら、ママまだあんまりスマホ得意じゃなくて、」

宮近「それで一緒にはいってた荷物は？？」

っ、なんでそんな聞いてくるの、？

いつもならスルーじゃん、

「ち、小さい頃の写真。

写真館で撮ったのがあったから送る、って、」

宮近「へー。見せてよ。(笑)」

「っ、無理、！ごめん、これはほんとに見せたくない、」

宮近「…そんな嫌がる？(笑)」

「…うん、」

宮近「わかったわかったよ(笑)

そんな嫌がる写真なら俺も見たことないんだ。

余計気になるけど…

それで、いつ頃から帰るの？？」

「…明日。」

宮近「ん、わかった。

俺も行くから、なんかあったらいつでも頼って。」

「ッ、大丈夫、私、一人で行くよ。」

宮近「えーなんで今日そんなツンツンしてんの？？」

「っ、ごめん、」

宮近「まあお父さんが心配なんだろな、ほら、写真片づけて

風呂入っておいで。俺が簡単に飯つくっとくから、」

「…うん、わかったありがと。

明日行くけど、一応ちょっと荷物持って帰るから、

ご飯食べた後ちょっと荷物の準備するね」

宮近「ん、わかった。」

写真と箱を自室に置いて、お風呂に入る

はぁ、なにを持って帰ったらいいんだろう…

流石に、全部持って帰るわけにもいかないし…

…今日は寝るの、遅くなりそうだなぁ、、