顔を隠した素顔とは＿＿【宮近海斗】 (ページ35)

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川島「指輪は？？

一緒に選ぶの？それとも先に買う？？」

宮近「……どっちが、Aにいいんだろう。」

松田「んー調べた限りでは、指輪が好みじゃなかったって人も割といるみたい」

松倉「まじか、それ辛いな。」

宮近「Aなら、俺があげるプレゼント、

なんでも喜んでくれそうな気がするけど…。」

川島「喜んでくれても、ホントにいいのかどうかは…わかんないよ。」

指輪…どんなのがあるんだろう。

宮近「先に、行くのもありか、？下見とか」

七五三掛「んー別に、いんじゃない？

俺がついていってあげよっか。」

宮近「え、まじ？」

吉澤「どうせ面白いからとかなんとかだろ(笑)」

七五三掛「え、うん。こんな面白そうなのなかなかないじゃん。」

…ったく、なんだよそれ。(笑)

まあ、ついてくれる人がいるだけましか…

川島「これ、Aに似あいそう。」

宮近「いや、A、あんまキラキラしすぎてんの好きじゃないんだよね。」

吉澤「じゃあこういうの？」

宮近「いやでっけえダイヤどん！の方が嫌だろ、A。」

七五三掛「ちゃかちゃん、これならいいんじゃない？」

宮近「ああー、それならAも気に入ってくれそう。

候補の一つにいれとく、ありがと。」

川島「なんだかんだ言ってこういう時に一番真面目に

考えてくれるのってシメなんだよな～」

吉澤「最初はふざけてたのに(笑)」

弟組というか年下組は興味がなかったり、

仕事があったりで、早々に帰ってしまった。

…あれ、やばいもうすぐスクールの時間じゃん、

宮近「っ、ごめん、俺そろそろ仕事に行かなきゃ、！」

川島「あーおけおけ、俺たちで見とくよ。」

足早に仕事に向かう。

…さっきもらった指輪のパンフレットは鞄にでもつっこんどこ、