顔を隠した素顔とは＿＿【宮近海斗】 (ページ17)

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「今日のあれは、ずるいよ…

急に、いうんだもん、」

宮近「あれ？俺そんな変なこと言ったっけ？

俺がなんて言ったか教えてよ。」

「『先生たちも、いつか結婚する』って、

『結婚したいくらい大好きだ』って、」

宮近「っていう話(笑)」

息をのむように俺たちの会話を聞いていたメンバーは

ニヤニヤしたり顔を赤らめたり多種多様な反応だ。(笑)

「………。！？！？！？！？？

かかかかか海斗！？！？」

宮近「んー？(笑)」

「わわわ私なんて、」

宮近「あ、酔い覚めた？？おはよー」

「…ななななに言わせて、」

川島「そういうことか～～！！(笑)」

吉澤「こりゃAも一日中ニヤニヤするわけだわ(笑)」

「…海斗のバカッ！！」

宮近「うわっ、！(笑)」

近くにあったソファーのクッションやらぬいぐるみやらを

手当たり次第に投げてくる。(笑)

なんとかかわしながらAに近づいていく。

宮近「(ギュッ、)

でも、そんな俺と結婚してくれるんでしょ？」

「っ…ずるいじゃん、バカ、」

松田「…Aってこんなデレるんだ(笑)」

俺のお姫様はお酒と恥ずかしさが相まって、

俺の腕の中に顔をうずめる。

その姿さえ愛おしく、可愛すぎる。

川島「ま、俺はおつまみ作ってくるよー

話しはそれからねっ！！(笑)」

また宴の席に戻り、眠たさと恥ずかしさを隠すように

俺の肩にもたれる。

中村「…A、こいつと結婚して大丈夫？

悪い奴じゃないけど、いい奴でも…」

宮近「おいっっ！！(笑)」

「べ、別にすぐ結婚するわけじゃないし、！！

そ、それにこの中だと私が一番海斗のこと知ってる、」

宮近「っ、、」

この不意打ちは辛いぞ(笑)

しかもいつも茶化してくるくせに、今日はみんなニヤニヤするくれーだし。

宮近「ほ、ほら、とりあえず飲めっ、！！」

あれほど飲ませたくなかったけど、

今はなんだか酔ってほしいと思ってしまった。