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そういえば、あの日Aちゃんを保護するために
ここにきてから、それ以来来てないな…
七五三掛「ってか、車椅子は！？」
「あ、追いかけるのには必要ないかなぁ、って…(笑)」
七五三掛「もうっ！
途中でなんかあったら大変でしょ！？」
「大丈夫だよ(笑)」
七五三掛「もー(笑)
あんま俺らを心配させないで」
「ごめんね、いつも迷惑ばっかり、」
七五三掛「迷惑じゃねーの。
だからAちゃんは気にすんな！
俺らの大切なオヒメサマなんだから。」
「ありがと…」
七五三掛「いえいえー！」
っ、このタイミングなら、いいかな、
七五三掛「ねえ、Aちゃん。
今度俺ら二人でどっか遊びにいかね？」
「？？ 二人で？」
七五三掛「あ、ほら、のえるとも二人で行ってたじゃん。」
「りゅうくんには婚約者さんとかいない？大丈夫？？」
七五三掛「…そこまで気が回るとか、流石すぎ…(笑)」
「だって七五三掛の跡取りじゃん(笑)」
七五三掛「まー今んとこ嫉妬とか、
心配になる人はいねえかな、大丈夫。」
「よしっ、！ならいこっか！」
結んでいた長い髪をパラリと外しながら、
笑顔で俺に答えをくれる。
七五三掛「ふっ…(笑)
俺、Aちゃんは髪をおろしてる方が好きだなぁ〜」
「えーそう？(笑)」
七五三掛「うん(笑)
あ、じゃあ今度、Aちゃんに似合う髪飾りでも
探しに行こうよ！
ショッピングモールとかどう！？」
「いいね〜！行こ行こ！！
流石にショッピングモールは車椅子はダメだから、
歩けるように頑張らなきゃ！」
七五三掛「別に俺はAちゃんと一緒に遊びにいけたら
なんでもいいよ？？」
「…っ、、
な、なんでもよくないでしょ、！
大丈夫、ちゃんとするから！！」
？？
別に、一緒に行けたらなんでもいいのに…。
「あ、次の時間どうする？
サボっちゃう？(笑)」
七五三掛「えー次の授業、
Aちゃん楽しみにしてるやつじゃなかった？
行ってきなよ」
「りゅうくんがいないなら楽しくないし、
サボっちゃお！(笑)」
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作者名：不思議の国の姫乃 | 作成日時：2021年3月5日 22時
