・ ページ5
車椅子を止め、車椅子の後ろ部分にある白いショールを取り、
Aちゃんの前に立つ。
川島「膝にかける？肩にかける？」
「膝でいいわ。ありがとう。」
川島「お嬢様言葉に戻ってる(笑)」
「嘘、(笑)
ごめん(笑)」
川島「ううん、(笑)
みんなやっぱり使い分けるよね、言葉遣い。」
「そうそう。
特にパーティーとか、人前の時はね(笑)」
川島「ね(笑)
次はどこいく？」
「うーん…
あ、見てあそこ！写真撮ってもらえるみたいだよ！」
川島「いく？？」
「うん！！」
川島「了解(笑)」
ブレーキを外して、スタッフさんの元へいく。
「あのっ！
写真撮ってもらえますか？？」
スタッフ「はい！
１枚８００円になります！」
「はーい！」
鞄からお財布を出そうとするAちゃん。
川島「いいよ、俺が払う。
２枚ください。2000円からで、」
スタッフ「400円のおつりです〜！」
「そんな、！いいのに、いいのに！」
川島「いいのいいの。
さ、ほら撮ってもらうよ〜！」
たくさんの魚と共に、一緒に撮ってもらう。
スタッフ「それでは３０分ほどお時間いただきますね。
あ、帰りに出口で受け取られますか？？」
川島「どうする？？」
「じゃあ帰りの楽しみにしよっ！」
川島「じゃあ、帰りに出口で受け取ります。」
スタッフ「かしこまりました〜
では、カップルのお二人が、楽しい一日でありますように！」
っ、カップル、
俺ら、今そう思われてんの、？
「のえるくん、カップルだって！(笑)」
川島「っ、ごめんね、俺となんて…」
「なんで謝るの(笑)
そのくらい、仲がいいように見えたんだって！
私は、嬉しいけどなぁ〜」
ふっ、俺には、そんな考え浮かばないよ、(笑)
川島「ありがとう、Aちゃん。」
「いえいえ？(笑)
あ、次あそこ行こ！
シーラカンスの特別展示！！」
川島「ついにいっちゃう！？(笑)」
広場のようなところを横切ろうとする。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 434人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：不思議の国の姫乃 | 作成日時：2021年3月5日 22時
