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松田「ねえAちゃんまた痩せたでしょ。」
「……え?」
松倉「衣装、こんな余ってるんですけどーー
どうしたらこんな痩せてるAちゃんが
さらに痩せるんですかーー」
衣装合わせをしてもらいながら、
資料を読んでいたら、ぷりぷりと怒るげんげんとまちゅくんが。
「い、いや、痩せてないって、(笑)」
松田「制服のスカートのホックは?
アジャスターだから、大きさ代えられるよね?」
「え、えっとたしか一番内側…」
松倉「ねえ!ちゃんと食べてる!?
あまりにも痩せ細ってたらせっかく作った俺たちの衣装が
台無しになるんだけど!?」
「っ、ごめん、」
松田「最近、寝てないみたいだしさ、
その隈ありながらステージ立つとかまじありえないからね!?
さすがに俺たちのメイク術でも無理だわ…!!!」
「三日前くらいから、ちゃんと寝るから、」
松田「三日前は明日だけどね。
ホントに消えてくれるかな、、」
松倉「とにかく!
この三日間はちゃんと肉を食え!!
一応、今日も縫い直すけどさ、
そんな身体痩せ細られたらさ、こっちにも限度があるの。
そこは、わかってほしい。」
「っ、うん、わかった、」
松田「今日は他のやつら予定あるみたいだし、
俺らでステーキでも食い行く?」
「え、あ、うん、」
松倉「よっしゃ、ステーキ!!
海人、ざまあw」
「うみくん?なんで」
松田「あいつ今日なんか説教かなんかで呼び出されてんだろ
海人が言ってたわ。」
松倉「あの学園長怒ったら怖いからなーw
うちはまじ父さんたちが甘くてよかった。」
「お母様も優しいの?」
松田「バカバカ、口が裂けても優しいとは言えねえよw
超厳しいぜうちのババア」
松倉「あ、おばさんに言っとこー
こないだ元太がチクったやつのお返しだわー」
あぁ、もう、仲よすぎ(笑)
凛と結月の血のつながった双子も面白いけど、
やっぱりこっちの双子も面白いな。
松田「あ、ほらステーキ食いにいくぜ!」
衣装の打ち合わせが終わり、制服を着なおして
二人が待つ教室に。
まだ、楽しい話が聞けるんだな。
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作者名:不思議の国の姫乃 | 作成日時:2021年3月5日 22時