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「Sクラスとかの制度は、なかったの?」









凛「うん。

もともと、幼稚園から行ってるのは…

あれ、9人?」









結月「うん、私達と、今のSクラスと。」









「な、なんで二人はSクラスに入らなかったの??

十分に資格は、あるでしょう。」









凛「断ったんだよね〜

別に、もともと興味なかったし。」









結月「流石に未来の主人差し置いてまで、

そこまでするのもどうかと思ったしね。」









「で、でも、」









凛「まあ、別にあのクラスにいても、

多分2:7になってたから、どっちみち変わらないよ(笑)」









「そ、そっか…

でも、ちゃかちゃん、幼稚園の時の話とか、

してくれなかったなぁ…」









結月「またキングの話(笑)

A、事あるごとにキングの話してるよ(笑)」









「う、うそ、!」









凛「ほらほら、これが小さい時のキングだよ〜

私達と、Sクラスの人しか卒アルの写真持ってないから、

超レアだよ(笑)」









「かわいい〜〜〜!!」









まって、超可愛い。

今でも、ふとした仕草可愛いし、

寝てるときとか、寝起きとかも超可愛いけど、

やっぱり小さい時も可愛かったんだなあ…!









結月「この、私の奥でお昼寝してるのが

キングだよ。その隣がのえる。」









っ、もう、めちゃめちゃ可愛すぎる









「コピーして帰りたいくらい(笑)」









凛「あ、いる?

全然いいよ。データとって、今度高画質で全然渡す!」









「え、そんなの出来るの、?」









結月「もちろん!

主が望めばどんなことだって。」









「やめて、やめて(笑)

そんな言い方だったら、まるで人を殺してきてって言っても、

殺すような勢いじゃない(笑)」









凛「え…

その、つもりだったんだけど…」









「も、もう、そんなこと言わないの!(笑)

いいな〜二人はみんなの昔の姿を知ってて。」









結月「そこはキングじゃなくて、みんな、なんだ(笑)

素直にキング、って言えばいいのに。」









凛「嫉妬ですかー?嫉妬ですかー?」









「そ、そんなのじゃないってば、!

だ、第一、私は別にっ、!」









結月「自分の、気持ちを素直に認めたら楽になるのに…」









だ、だって、どうせ叶わぬ恋だし、

恋って、苦しいものだって聞くし…









凛「まあ、はいっ!

少女漫画読んで、勉強してみて!(笑)」

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作者名:不思議の国の姫乃 | 作成日時:2021年3月5日 22時

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