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「「お待ちしておりました。

神崎A様。」」









……ん??

なんか、多くないかい??

まあ、神崎であることはバレてると思うけど、、

もしや、バレた?









女「Aお嬢様、ようこそお越しくださいました…。

本日、主人はあいにく御父上様のもとにおりまして、

不在というご無礼をお許しくださいませ…。」









んんん??

なぁーんで、こんな、?









「あ、あれ、?

卯月さんっ!?」









女「はい、キサラギでございます。

御父上をはじめ、いつもお世話になっております。」









「え、なんで!」









凛「もーびっくりしたよ!

Aが、まさかあの神崎だっただなんて!」









女「こら!

Aお嬢様に対してなんという口の利き方!」









「え、でも、なんで、

キサラギって、卯に月で、卯月じゃ、」









女「それは仕事、と申しますか、

海外へ向けての漢字でございます。

もともと如に月でキサラギとも申しますし、

卯に月でキサラギとも、申しまして、

どちらもうちのキサラギ家なんです。

学校などの正式表記は如に月で、キサラギです。」

(以下、如月表記)









「そ、そうなんだ…!

どうりで気づかないわけだよ…」









結月「昨日は、申しわけございませんでした…。

母に、昨日怒られまして、

気づかなかったとは言え、大変ご無礼なことを。」









「いいのいいの!!

昨日みたいに仲良くしてよー!

私、日本の女の子で仲いい子、いないし(笑)」









女「では、お言葉に甘えまして…」









「あ、私が気に入っているところのケーキを手土産にと、

持って参ったのですが…。

よかったらみなさんで召し上がってください。」









後ろに控えていた使用人に、ケーキを運ばせる。









「如月さんが、すでにご存知でしたら、

申し訳ないのですけれど、」









凛「わっ、これなかなか買えないやつ…!」









結月「並んでも並んでも買えないからと、

凛と二人で食べるのをあきらめていたのに…!」









「ふふふっ、二人が喜んでいただけたら嬉しいわ。

よかったら、中に入らせていただいても?

ずっと、門の前でお話していたら、周りのお宅に迷惑になってしまうから。」

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作者名:不思議の国の姫乃 | 作成日時:2021年3月5日 22時

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