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松倉「じゃあ今年一緒の国になったりするのは、
俺らだけか…。」
松田「まあ、母さんたちに決められたとこに行くだけだけどな、俺らは(笑)」
中村「Aちゃんは、お見合いの話とか
きてたりする？？」
「っ…え、？」
中村「いやぁ、今日昼寝してたら
女子が話してるの聞いちゃってさ。
お見合いとか、婚約とか。」
「っ、あ、ああ、そう、だね、」
松田「そういえば、こないだ海人の兄ちゃんも
お見合いみたいなのしてなかった？」
松倉「ああ、あれってお見合いであってたの？」
「っ…！」
中村「あ、ああ、あれね、聞いてみたんだけど、
本人曰く、お見合いみたいな感じだけど、
なんもなかったーって。
普通に買い物して終わったって。」
宮近「そういえば、あの後ろ姿、
結構Aちゃんと似てたな。
白い車椅子とかも、珍しいし。」
「そ、そんなことないよっ！！！！」
宮近「え？(笑)
だって、Aちゃんぽかったし、
海人も言ってたじゃん。
女の子たちはお見合いとか婚約とかの時期だ、って(笑)」
「わ、私じゃ、ないからっ、！！！」
宮近「あ、ちょっ、！！！」
バンッと、ドアを開け、教室を飛び出してしまう。
女「「A姫様！？」」
ドンッ、
「っ、ごめんなさい、」
誰か、追いかけてきた気がする、
女「こちらへっ…！」
誰かが、教室に入れてくれて、
窓からしずくんが走っていくのがわかる
「っ、、、」
なんだろう、涙があふれてくる。
女１「A姫、さま…？」
「っ、ごめんなさい、なんでもないわ、」
女２「なんでもないわけ、ないでしょう…
ここなら、誰も来ませんから、安心してください、」
っ、よく見たらAクラスの、方たち…
「ご、ごめんなさいね、もう大丈夫よ、
お名前聞いても、いいかしら？」
女２「如月家の、凛と申します！」
女２「同じく、如月家、凛とは双子の結月と申します。」
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作者名：不思議の国の姫乃 | 作成日時：2021年3月5日 22時
