romance 9 ページ10
「してるよ。っていっても、具合悪くて結局シゲくんちでずっと寝てた。看病させちゃったんだよねぇ」
「それは仕方ないと思うけど」
うーん、とため息のような唸り声がこぼれた。
バーニャカウダのセロリをつまむ。
勇太は次のジンライムを頼んだ。相変わらず、ここの家系はお酒が強い。
「まあでも気は使うかもね。手土産とか、印象のいい服とか？」
「え！！そうだ！！そういうのって何にすればいいんだろう？！」
やだ、急にすごい緊張してきた！
頬杖をついた勇太がニヤニヤと視線を寄越す。
「たいへんだ、上手くいくと将来のお母さんだもんね？ここはハードルだな〜」
「や、や、やばっ！おばさんに聞いておこう・・・」
こういうときに自分の母親がいないっていうのは、結構不安なもんなんだな・・・
お母さんが亡くなってからもちろん寂しくなるときは何度もあったけど、今度のことは寂しいとはまたちょっと違う。
お母さんに、いろいろ聞いてみたかったな・・・
無意識に俯いていたみたいで、勇太の手が背中をゆっくりさすってくれる。
「母さんに言っておくよ。Aをどこに出しても恥ずかしくない女の子にするってずっと言ってるんだから。遠慮しないでなんでも言ってあげて。たぶん、あっちも待ってるから」
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レジーナ(プロフ) - どさんこさん» ありがとうございます(^ ^)少しでもお暇潰しになれば幸いです☆ (2020年5月15日 17時) (
レス) id: f10a3ced08 (このIDを非表示/違反報告)
どさんこ(プロフ) - うわあ〜！！！！！！待ってました！ありがとうございます(^^) 私も最近は海人と神宮寺の爆イケ具合が上がってきてます！！これから楽しみに読ませて頂きますね(^^)またきます！頑張ってください。 (2020年5月15日 17時) (レス) id: 2b49440ff5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レジーナ | 作成日時：2020年5月15日 13時
