romance 31 ページ32
「ゆうたッ・・・起きてって、もぉっ・・・」
肩の上に勇太の腕を回して、頑張って担ぎ上げる。
重い・・・細いとはいえ男だ。身長もある。足は辛うじて体を支えているけど、そのほとんどの体重がのしかかっていて、もう無理！
なんとか１ＤＫの部屋を横切り、ベッドの上へと放り投げた・・・つもりだったのが、もろともに倒れ込んでしまった。
「う〜〜〜、なんなのよ、もう・・・」
アルコールがぷんぷん臭う。どんだけ飲んだのよ。普段からザルのくせに。
じろりと隣に寝転ぶ勇太を睨んでも、やっぱり長いまつ毛は閉じられたままで。
「勇太」
ダメだ。起きる気、ないな。
変なとこ頑固なんだから。
靴は脱いだのか脱げたのか、玄関を入ったところに転がっていた。外にほっぽり出してあったバッグとスマホを拾い、鍵もチェーンもしっかり掛ける。
と、手の中でスマホが一瞬だけ鳴った。
『岩橋：ちゃんと帰った？起きたら連絡ください』
一緒に飲んでた人だろうか。岩橋、という名前には聞き覚えがない。
学生時代の知り合いでも会社の人でもなければ、仕事で付き合いのある人なのかな。でも、そんな人と、こんなになるまで飲むかしら。
とはいえ、わたしが返事を返すわけにはいかないから、バッグと一緒にスマホを裏返して置いておいた。
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レジーナ(プロフ) - どさんこさん» ありがとうございます(^ ^)少しでもお暇潰しになれば幸いです☆ (2020年5月15日 17時) (
レス) id: f10a3ced08 (このIDを非表示/違反報告)
どさんこ(プロフ) - うわあ〜！！！！！！待ってました！ありがとうございます(^^) 私も最近は海人と神宮寺の爆イケ具合が上がってきてます！！これから楽しみに読ませて頂きますね(^^)またきます！頑張ってください。 (2020年5月15日 17時) (レス) id: 2b49440ff5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レジーナ | 作成日時：2020年5月15日 13時
