romance 3 ページ4
我が家のお隣さん・・・神宮寺の家のお父さんお母さん、それからおじいちゃんおばあちゃんは、みんな優しくて楽しい人たち。
だけど、由緒あるお家だからか��きちんと��育てられた勇太は、いつもちょっと寂しかったんだと思う。
わたしも勇太も、ひとりっこ。
小さい頃はどっちが本当の家かわからないくらい長く時間を共有していたし、勇太ともしばらく姉弟だと信じていた。
ひとつ歳下の弟。それが、勇太。
神宮寺のお母さんは、わたしの実のお母さんが亡くなってからはことさら本当の娘のように可愛がってくれて、何もかも勇太と同じようにしてくれた。
だから今でも、血が繋がっていないけれど弟だって、割と本気で思ってる。
「俺の紹介した人とうまくいっててよかったよ。もう半年以上になるでしょ？」
ハンバーグをお行儀よく切り取って口に運ぶ勇太。男の人でこんなに綺麗な食べ方をする人っていないもんなんだなって、社会に出て初めて知った。
「そうだねー。そう、聞いて！このあいだシゲくんちでフルコースご馳走になっちゃった！自分でやってみたかったんだって。すごくない？！」
「それはすごいなー。
っていうか、A、顔が溶けそうだけど」
笑いながら勇太に指摘されて、頬が熱くなる。
シゲくんとは、営業部が関係先の人たちと開いたＢＢＱコンパに勇太が誘ってくれて知り合った。だから勇太はわたしたちのことをよく気にしてくれる。
「幸せそう。よかったね」
そういう勇太も、ふんわりと目を細めている。
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レジーナ(プロフ) - どさんこさん» ありがとうございます(^ ^)少しでもお暇潰しになれば幸いです☆ (2020年5月15日 17時) (
レス) id: f10a3ced08 (このIDを非表示/違反報告)
どさんこ(プロフ) - うわあ〜！！！！！！待ってました！ありがとうございます(^^) 私も最近は海人と神宮寺の爆イケ具合が上がってきてます！！これから楽しみに読ませて頂きますね(^^)またきます！頑張ってください。 (2020年5月15日 17時) (レス) id: 2b49440ff5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レジーナ | 作成日時：2020年5月15日 13時
