romance 14 ページ15
「なんかちょっと寒いからさ。寝るまでの間、隣にいてよ」
イタズラっぽく笑みを浮かべていたけど、なんとなく、本心なんだろうな、と思った。
「いいよ」
勇太を包む布団の上から横になる。
さすがに、こんな近くに寄るのはかなり久しぶりだ。
鼻先が触れそうなほどの距離で、細められた勇太の目をじっと見つめる。
彼の両手に包まれた右手。
左手は、そっとリズムをとる。
やがて目を閉じた勇太は、呼吸をしているのか心配になるほど、深い眠りについた。
.
結局、勇太と先生がどういう関係だったのかは聞かなかった。
大学に入ってからは以前にも増してチャラチャラと遊び歩くようになり、すぐに同級生の彼女ができて、キャンパスライフを謳歌していたようだったけれど。
ここにきて、またあのときの勇太が戻ってきている気がする。
「勇太」
「ん？」
形のいい眉をぴくんと跳ね上げて、ついでに口角もきゅっと上げて。いつもの勇太だ。
見かけは。
心の中でそっとため息をつく。
「買い物、付き合ってね」
「もちろん！」
わたしには見守るしかできない。
「義実家に好感度の高い手土産、リサーチしとくよ」
今度は本物のため息が、口からダダ漏れた。
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レジーナ(プロフ) - どさんこさん» ありがとうございます(^ ^)少しでもお暇潰しになれば幸いです☆ (2020年5月15日 17時) (
レス) id: f10a3ced08 (このIDを非表示/違反報告)
どさんこ(プロフ) - うわあ〜！！！！！！待ってました！ありがとうございます(^^) 私も最近は海人と神宮寺の爆イケ具合が上がってきてます！！これから楽しみに読ませて頂きますね(^^)またきます！頑張ってください。 (2020年5月15日 17時) (レス) id: 2b49440ff5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レジーナ | 作成日時：2020年5月15日 13時
